あひるちゃんでもたびたび取り上げてきました、エスカレーターの片側空けやめよう話。
2020年東京オリンピック/パラリンピックまでに、よりこの問題を周知しよう、という動きがあるのだそうです。おお~!屋内禁煙に続き、オリンピックの良い影響がまたひとつ!
■エスカレーター:「片側空け」見直し 理学療法士呼びかけ – 毎日新聞
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障害者「ベルト大切な支え」 2020年歩く人ゼロに
歩く人のためにエスカレーターの片側を空ける習慣を見直してもらおうと、東京都理学療法士協会が18日、都内の鉄道駅でPR活動をする。「片側空け」は、事故防止や混雑緩和などの観点から鉄道会社や業界団体が自粛を呼び掛けているが、同会が強調するのは「体が不自由で、歩く側の手すりベルトにつかまりたい」という患者や障害者の存在。2020年東京五輪・パラリンピックまでに「歩く人ゼロ」を目指すという。
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東京オリンピックを機に、たばこの問題も見直されていますね。諸外国と比べて喫煙天国、禁煙後進国といわれる日本なので、2020年までに屋内完全禁煙を目指す、とか。
どちらも有難いことだなーと思います。なんとなく付け焼き刃というか、海外の目が気になって慌てて体裁を繕おうとしている感がしなくもないですが、取りかかるのが遅いよ、もっとずっと前からさんざん言ってるじゃん、弱者の声は無視なのに海外のゲストに怒られるのは怖いわけ?結局今の時代になっても黒船がこないとなんにも変わらないの?とか思わないでもないですが(なんか暗いわよ?)、この際きっかけはなんでもいいです。改善されるなら。困っている人が少しでも減るのなら。
一時のことでまたなし崩しに戻ったりしないよう、こういうお知らせはちょいちょい出してもらいたいなーと思います。困っている人がいる、ほんの少し譲り合うことで助かる人がいる、という想像力を私たち一人一人がちょっとずつ持てるように。