母は私を憎んでいない [実母との確執と救いの話3][まじめに][機能不全家族]



(※機能不全家庭、母親との確執と、ちょっと非科学的な不思議系の話になっちゃうので苦手な人はご遠慮ください)

1はこちら(2018年の出来事)
2021-06-16 私の中に母がいる(元家族の暗い話と救いの話1)

2がこちら(2019年の出来事)
2021-06-17 もしも私が幼稚園児だった頃の母が

さて、ここから本編です。いよいよ登場する、ドラマ『大豆田とわ子』最終回で印象的だったセリフ。
2019年3月に、別の日記サイトに投稿した記事です。

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3、母は私を憎んでいない
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もしも私が幼稚園児だった頃の母が [実母との確執と救いの話2][まじめに][機能不全家族]

(※機能不全家庭での、母親との確執の話なので苦手な方はご遠慮ください)

一つ前の記事にハートをたくさんありがとうございます!ひと晩で100越え!すごい!
最後にまた来週って言ったけどすいませんあれはドラマっぽく言ってみたかっただけですぐ続きをアップしてしまいます。

前回は2018年11月に別サイトに書いた記事をこのブログ向けに手直ししたもの(小ネタを増やしてしまった…)、今回の記事は、その約半年後の2019年3月に書いたものです。

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2、もしも私が幼稚園児だった頃の母が
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梅仕事、載せそびれていた2019年の写真や、2013年は不妊治療が実った記憶と結びついている話など[2019梅仕事]

今年も2年ぶりに漬けたので、その前に載せそびれていた前回の写真を載せます。それからついでに発掘したので2013年のぶんも。

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2019梅洗う


2019梅小分け
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[真面目に] ドラマ『隣の家族は青く見える』最終回、子供がいる人生も、いない人生でも [生殖医療]

隣の家族は青く見える(上) (扶桑社文庫)
脚本 中谷 まゆみ
扶桑社
2018-02-25


いつも小ネタが多い当ブログですが、読むのがちょっと疲れるかもしれない、家族とか、不妊治療とか、そういう重めの話題の時にはタイトルに[真面目に]と入れることにしてみました。ちょっと疲れそうだな〜と思ったらスルーしてくださいませ。

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えー、先ほどの元彼メルマガ話はいいとして。
いやあ、本当に良いドラマでした!

今回ドラマの中で号泣だったシーンは、やっぱり高畑淳子さん演じるななちゃんのお義母さんが言った言葉でした。

「嬉しいことや楽しいことは誰とでも共有できるけど、辛いことや悲しいことを共有できる、それが夫婦なんじゃないの?」

お、お義母さーーーん!!!・゜・( ゚´Д`)・゜・
( ゚´Д`)・゜・( ゚´Д`)・゜・
・゚・ヽ( ゚´Д`)ノ・゚・

もう……前も思いましたが高畑淳子さんの、明るいおばちゃんキャラが本当に素敵で!
それから…深キョンちゃんの悲しそうな顔がね!?すんごくかわいそうで!!
あのつぶらな瞳がしょんぼりと揺らいで…悲しすぎる!!
もうそんな顔しないでくれーーーー!!!
と思わずにいられませんでした。

あのね、正直、ひとつ前の回までの展開で、ああこのままきっと、この二人は「子供のいない人生」を歩んでいくって流れなんだろうなあ、と思って、なんだか…う〜ん。悲しかったんです。
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[真面目に] ドラマ『隣の家族は青く見える』、体外受精1回目にトライする回に号泣。そしてあんなお姑さんになりたい。

もうあの~、わかりすぎる!!色々とわかりすぎる!!
ていうか他の家族、近くに住んでる他の女性たちみんな、かたや毒親に育てられて自分に自信が持てない女性(虚栄心の裏にそんな事情があったとは!)、かたやおなじく毒親の元で育って母親になる自信が持てず子供を持たないと決めた女性(こういう人にこそ産んで欲しいなあ)、そして欲しいと願ってもなかなか授からず不妊治療に通ってる女性…。女の博覧会ですね。ドラマの中では、異なる環境の女たちが少しずつわかり合って距離が縮まっていきそうな流れになっていて、ちょっとほっとしたり。現実もそうであってほしいな。

体外受精に向けてホルモン剤を自己注射とか、私もやったな~。
以下、そんなかんじの不妊治療思い出話とドラマの感想。 “[真面目に] ドラマ『隣の家族は青く見える』、体外受精1回目にトライする回に号泣。そしてあんなお姑さんになりたい。” の続きを読む

[真面目に] [不妊治療あるある] ドラマ『隣の家族は青く見える』で、夫の精子を胸元に入れて運んでいた深キョンに自分を重ねる

隣の家族は青く見える(上) (扶桑社文庫)
脚本 中谷 まゆみ
扶桑社
2018-02-25


あるある!あったあった!
あれをドラマで再現してくれて拍手を送りたい!!
ドラマ『隣の家族は青く見える』第5話で、夫の精子を胸に入れて運んでいた深キョンに拍手!それを描いた脚本家さんに拍手!!

私もやりました~。懐かしいな~と思った。
つい先日もね、20年ぶりくらいに再会した友人も不妊治療経験者とわかって、うちも!やったやった~!と手を取り合ってきたばかりでして。
「夫の精子を容器に入れてさ、運んだよね~毎月病院まで!」と言われて、そうそうそうやったやった!これっくらいのね!けっこう大きいんだよね!

私も胸元に入れて「ふ~じこちゃ~ん」とか言ってたわ!

と友人と笑いあいました。
これをいつか書きたかった!
いつか書きたかったのです「ふ~じこちゃ~ん」。明るい不妊治療ネタ。なにしろ相手はオットくんなのでね、それはもう抱腹絶倒でしたよ。笑いすぎて着床しないわっていう。
こういうことも、目下悩んでいる人にとっては負担だろうか、授かったからって笑い話にできていいよね、と思われてしまうとつらいな…と書きあぐねていたのですが、ドラマをきっかけにちょいちょい書いていけたらなーと思っています。

…ラムちゃんだったっけな?そこはどっちでもいいわ。

以下もうちょっと続き。 “[真面目に] [不妊治療あるある] ドラマ『隣の家族は青く見える』で、夫の精子を胸元に入れて運んでいた深キョンに自分を重ねる” の続きを読む

[真面目に] ドラマ『隣の家族は青く見える』で思い出した、自分が不妊治療に通い始めた頃のこと。病院選びがまず大事。


あの、のぶみさんの絵本とか歌詞の件では、強い口調で独善的なことを言いすぎたな…と反省しております…ご気分を害した人がいらしたら申し訳ありません。
もうちょっとマイルドに書き直したいとか、もう少し追加であれこれ考えたことを書きたい、と思っていたんですけど何をどう書いたらいいか沼にはまってこねくり回しているうちに時間ばかり経ってしまっているのでその前に、ドラマの勢いに乗って不妊治療のことを書き始めてしまおうかと思います。

また重めの話が続いてすみません。重いなーって方は、軽めのも書いたのでこちらをどうぞ。
February 15, 2018 [不妊治療あるある] ドラマ『隣の家族は青く見える』で、夫の精子を胸に入れて運んでいた深キョンに自分を重ねる

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周りで評判が良かったから4話から見てみた、ドラマ『隣の家族は青く見える』、なにこれ超がんばっとる~。不妊治療経験者としては超あるあるでした~。

そうなんだよねえ、タイミングでできなくて人工授精に「ステップアップ」する時、さらにそこから体外受精にステップアップする時ってショックなんですよねえ。生理がくることをね、「リセット」って呼ぶのよね。リセットするたびに絶望的な気持ちになるんですよねえ。

でも女性の身体って本っ当にうまくできていて、リセット、とはよく言ったもので、一度しゃっきりと仕切り直したようになるんですよね、いろんな数値が。面白いなあ~、と通院しながら思っていました。そういう体内のホルモンバランス周期に、月1ペースで、妊娠すると十月十日ペースで、産後も産褥期やら授乳中やらそれぞれの段階で、自分の意思とは無関係なものに引っ張られるようにして過ごすしかない女性という性、について、思いを馳せざるをえない期間でございました。不妊期間中、そして妊娠出産、幼児を育てている今も。

ただ、見ていて思ったのは、ドラマでは3話までの間に色々検査したようだけれど、病院によっては無駄に時間とお金だけかけさせるところもあるので、これから通う人は注意してほしいなーと。
以下、いつか書きたいなーと思っていた、不妊治療の病院、クリニック選びについて、自分が経験したことです。 “[真面目に] ドラマ『隣の家族は青く見える』で思い出した、自分が不妊治療に通い始めた頃のこと。病院選びがまず大事。” の続きを読む

[真面目に] 『コウノドリ』子宮摘出の回と、P&Gの「お母さんありがとう」CMに思う

タイトルからもわかる通り、いつもと違ってちょっと重いし、読んで楽しい話ではないのではないかと思います。いつもの調子で書いてる部分もあるけど。

でもそういう重いのはちょっと、あんまり求めてない、という方はスルーしてくださいませ。 “[真面目に] 『コウノドリ』子宮摘出の回と、P&Gの「お母さんありがとう」CMに思う” の続きを読む

2017秋ドラマは『コウノドリ』と『監獄のお姫さま』

もう3話くらい放送しちゃってるんですが、今期はこれを楽しみに見ています。どちらも超面白い。どちらもたまたまTBS。

金曜ドラマ『コウノドリ』|TBSテレビ

クドカンキョンキョンタッグ!
火曜ドラマ『監獄のお姫さま』|TBSテレビ

むちゃくちゃ面白いです。
まずはコウノドリ。
もうあの、前回とおなじく毎回本物の赤ちゃんてんこもり!赤ちゃん出てくるだけで涙吹き出る。それに今回もまた、産前産後の女性たちが悩まされる様々な問題や、周囲の人たちの他愛ない、むしろ良かれと思っての励ましやアドバイスに、どれだけ心無い偏見が混じっていて、それがどんなふうに女性たちを苦しめ、追い詰めてていくかをとってもわかりやすく丁寧に描き出していて、見ていてすごくつらいです…ほんと涙なしでは見られない。

もうさ、経膣分娩か帝王切開か無痛分娩か、母乳かミルクか、母親が産後働くか働かないかとか、3歳児神話とか、イクメンとかいうくっそくだらない自己満足な言い訳とか(この言葉によって男性たちも追い詰められていると思う)、やめちまえ!!この生まれたての可愛い赤ちゃんたちを可愛いと思えなくなってしまうような、育てることをしんどくさせるような無駄な何もかもを今すぐとっぱらえ!!と毎回見るたびにすごく思います。だってもうただでさえ肉体的にしんどいのに。よく「他の子と比べない」とか言われますけども。比べてるのあんたらじゃん!(誰?)と思う。誰か知らんけど。
それはいいとして。止まらなくなるから。
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うちの子タロー、生まれたての頃の思い出(長文)


知人がもうすぐご出産!おめでとう!とのことで、お祝いがわりに下書きしておいた記事を蔵出しします。うちの子タロー現在もうすぐ3歳の、生まれたての頃。

出産って普通なら5~6日で退院するところ、私の場合はお産が大変で産後3週間入院したのですが(ってお祝いなのにいきなり不穏だ!すいません!!)、もう快適で快適で(真顔)。
だって生まれたての赤ちゃんとか何をどうしていいかわかんないけど、いつでも看護師さんが来てくれるし。栄養バランスの整った食事が三食運ばれてくるし毎日お掃除にもきてくれるし。ハラショー!いつまででもこうしていたい。とマジ思っていました。
看護師さんたちが入院長くて大変ですね…早くおうちに帰りたいですよね…とたびたび気遣ってくれたのですが「いいえ全然。むしろ退院したくないです」とか答えて(いやお金はかかってるんですけど!)驚かれてました。人によっては「病院にいる」っていうだけで気が滅入っちゃって、寂しくなったり泣いちゃったりするんですってね。そうなんだ。あひるちゃん鮫肌メンタルで良かった。むしろ明るくキビキビとしたスタッフさんたちが入れ替わり立ち替わりきて世話を焼いてくれるし頼もしい限りで、流行りの産褥施設ってこんなかんじ?ヽ(0゚´▽`) +ノとかお気楽なことを考えていました。

しかしというか有難いことに身体は順調に回復し、退院のめどが立ってきたある日。看護師さんが退院指導のために部屋に来てくれたのです。

「退院後の生活のイメージはできていますか?(´∀`)」

ええまあ大体は。

「具体的には?( ´_ゝ`)」

えっ。

たとえばミルクひとつとっても(産後数ヶ月は母乳とミルク混合でした)、今は新生児室で調乳してからお渡ししていますが、退院後はご自分で粉ミルクを計るところ、お湯を用意するところからやらないといけないわけですよ、その準備できてますか?
と。
で、できてません!
ミルクもありません!

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