夫婦の団欒になだれ込んでくるうちの子が、まるで昭和のお父さん

えー、こんなかんじで夫婦で睦まじくアニメ鑑賞とか、ブレイキングバッドみたいな18禁犯罪海外ドラマとかゾンビものとか、子供が寝静まったあとで2人並びつつめいめい2ちゃん眺めたり『隻狼(SEKIRO)』やったりしながら見ておりますとですね。

時々目を覚ましたうちの子が、隣の寝室からなだれ込んできまして。

ゾンビも眠るぬばたまの夜。
廊下にどかどかと響き渡る足音。
きた。
顔を見合わせる我々。
寝室からわずか数歩の隣のPC部屋までの、その数歩からも怒りが伝わってくる雄弁さ。

PC部屋のドアが、なかなか現実には見る機会がないくらい劇的に、音高く開け放たれ。

そこには仁王立ちのうちの子、タロー氏!
怒りもあわらな三白眼!

むっつりと怒りの表情のまま、勢いよく開け放ったドアが反動で閉まるまでの間にもつかつかと部屋の奥へ進んできて、私の手首をがっと掴み、問答無用で踵を返し部屋から連れ出すタロー氏。
つんのめりそうになりながら振り向く間もなく背中でオットの声を聞く私。

OT「こっちに目もくれないでござる」

ですね〜。塩対応。どころかもう父ちゃんただの家具。たまに戯れに両手を広げてダディークールな笑顔を浮かべつつ「ヘイカモンマイサン!」みたいなジェスチャーをしてみるオットくんですがもちろん家具。完全に動線の外。あえてメンタルを削りにいくオットくんクール。

じゃ、じゃあおやすみなさいもう寝るね〜。あの、飲み残し(の紅茶だったりコーヒーだったり)冷蔵庫に入れといて〜。と連れ去られながらかろうじてオットに伝え、寝室に引き戻される母ちゃんでありました。

あの、普通「寝ぼけて夜中に目が覚めちゃった幼児」というとね、怖がって泣きながらこっちくるんじゃないかと思うじゃないですか。うええん母ちゃ〜んみたいな。初期の頃はそういうこともあったような気がするんですけども、もうここ1年くらいはずっとこんな感じで。4歳前後の頃から5歳になりたての今まで。
心細くて泣きながらすがりついてくる、とかいう弱々しい感じは微塵もなく、むしろ昭和の頑固親父。
それはまるで年頃の娘が盛り場で遊んでいるのを探し回ったあげく発見した、躾に厳しい堅物お父さんかのような。

「何時だと思っとる!」
「お父さん…!」
「こんなところで何をやっているんだお前は!」
「なっ何よ勝手でしょう!?」
「帰るぞ!」
「やめてよ離して!私はお父さんの人形じゃないのよ!」
「バシッ!!」
「……ッ!!」

みたいなアテレコ不可避、わずか数秒の家庭内寸劇でありました。だいたい週1くらいで不定期上演中でございます。

おふとんに戻ると私の胸のあたりに動物みたいに頭をぐりぐり押し付けてきながら寝ポジ探しをするタローさん(寝ポジション探し、動物もやりますよね、寝床でぐるぐる回ったり)、先ほどの奪還劇がおかしくて私がつい笑っているとタローさんも一緒に寝ぼけながら笑います。ある時、母ちゃんいなかったから迎えにきてくれたの?と訊いてみたら、押し付け終わった頭をウン、と頷かせてからもう眠りに落ちているタローさん。ありがとね、おやすみなさい。

あの怒りの乱入加減、つくづく海原雄山先生みたいだなーと思いつつ検索してみたら、おお!有名な「このアライを作ったのは誰だあッ!!」の場面、ドスドスドスと遠くから近づいてくる足音まで一緒だ!!
懐かしいなこういうテキストサイト。

美味しんぼ -海原雄山解剖学-

確定、うちの子海原雄山先生。

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関連あひる
2018-09-08 うちの子の「仲良い人」とオットくん
2018-05-16 うちの子の親への抗議

その他、父ちゃんキライ問題へのリンクはこちら。
2018-05-15 うちの子父ちゃんキライ問題、強盗編

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