うちの子の親への抗議

父ちゃんキライ問題の派生系っぽいお話です。

先日、お昼寝していないお夕飯どき、という幼児にとって眠気と空腹で不機嫌がピークの魔の時間帯のタロー4歳ほやほや、録りだめているNHK『てれび絵本』の『しごとばシリーズ 新幹線運転士』の回が見たい!と号泣、データが多すぎてなかなか見つけてくれない父ちゃんに「違う!」「もっと下!」「ちーがーうー!いきすぎ!!」とキレぎみにスイカ割りをやってる人みたいな指示出しをしつつ、業を煮やすあまりますます号泣しながら、

TR「ソフトクリームとか急に買ってくれなくなっちゃったんでしょ!?」

と難癖をつけはじめました。
これが今のところのタローが想定する最悪の理不尽な出来事なのか。なぜか悪い方へ記憶を改ざんしている。父ちゃんがソフトクリームを買ってくれなかったことなどないというのに。嫌われても嫌われてもなお甘やかしている父だのに。

私に対しては、似たような状況下において「母ちゃんもソフトクリームとか買ってくれたっていいでしょ!?」と抗議をはじめることがあります。どこまでも甘いもの。いや、母ちゃんは買わないよ。母ちゃんはあなたの虫歯が心配だし、ソフトクリームよりもっと身体のためになる栄養のあるものを食べて欲しいもの。甘いものは父ちゃんにたまに買ってもらうくらいで納得しな。

ちなみに父ちゃんが甘いもの等で甘やかすのは、母ちゃんのように絶対的に好かれているというアドバンテージがないぶんどこまでもマイナスに落ちるしかないんだぞ?だから少しでも徳を積んでおくんだ、という理由からだそうです。なのにこうして無駄に削られたりもしている父ちゃんかわいそす。





しごとば
鈴木 のりたけ
ブロンズ新社
2009-03-01



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