おおかみこどもの雨と雪が、トヨエツ的にも素晴らしすぎた件

意味がわからない。

(ネタバレなしのつもりですが鑑賞前に無駄な予備知識を入れたくないかたは本当に無駄なのでご注意ください)
(ちなみに本作品と本物の豊川悦司さんは一切関係ありません)

R0010094

あの、まともにもとても素晴らしい映画だと思ったのです。とても地味で、淡々としたささやかで幸せな。もう政府は一向に真面目にやる気がないようなので少子化対策の予算をこういう映画に投じればいいと思います。子供ほしいなと思うもんこれ観てたら。そういう前向きな気持ちも大事じゃないかと。
あと細田監督はもうエンドロールのしかも最後のほうで必ず本編の余韻を最高潮に高めてきて本気で泣かす気できてるようなので、それならそれでエンドロール後に世界の車窓から的なクールダウン番組を流すとか、単に黒い画面に「謝辞」とかいって企業や会社名を列挙しておくとかして(それはエンドロールに入ってるんだけど)、とにかく立て直す時間を作ってくれてもいいと思いますそろそろ。

本編の素晴らしさについてはもっともっと感じるところがたくさんありましたがちょっと言葉にならないので、フルボリュームでアンストッパブルに言えちゃう素晴らしさについて書きたいと思います。私なりに。
それがトヨエツ的。あるいは女子ケモナー的。

えー物語冒頭の「おおかみおとこ」とのラブロマンスがですね、もうあなた!!ブラボーでございました。ハラショーでございました。大変結構なお点前で御座いました。

だってよ!?実写にしたらきっと若かりしトヨエツ的な、寂しげな瞳でぼさぼさ頭で無精ひげですらりと背が高くて細身筋肉質な麗しげな男性がよ?

目の前でおおかみおとこに変身するですよ!!
それでおずおずと、

「おおかみは、きらい?」

よろしくお願いしまあああああす!!!!

(まだ続きを読んでくださる度量の広いかたはこちらから→)

“おおかみこどもの雨と雪が、トヨエツ的にも素晴らしすぎた件” の続きを読む