[地震関連] キャラメルボックスの春公演はどのような状況下で行われたか

ひとつ前の記事は、キャラメルボックス春公演『夏への扉』が超面白かったのでご紹介、感想を書きましたが、こちらではもう少し詳しく、周辺状況などを綴ってみます。3月末とだいぶ前の話です。
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千秋楽の3月27日、14時の回の当日券に並んで、無事チケットを確保。私は13番目でしたが、結局全部で60人超の大行列でした。13時前に無事チケットを購入し、開演まで1時間あったので、ちょっと慌ただしいけどお昼を食べに行く予定だった銀座カフェ オハナ(Cafe Ohana)へ。
地震の影響でサービス産業も多大な打撃を受けていると聞いていたので、機会がある時はなるべく好きなお店に立ち寄るようにしていましたが、カフェオハナはほぼ満席でした。ヴァローナのチョコレートムース美味しかった。
開演前のステージでは、急きょ開催が決定したというZABADAKのアコースティックミニライブがありました。マイクもなしの生歌とギター、タンバリンのみ。
そして終演後にもロビーで生歌ライブ!
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以下、もうちょっと詳しく今回の公演についてと、もっと遡って10年くらい前のキャラメルについて。

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キャラメルボックス『夏への扉』が面白かった!

だいぶ経ってしまいましたが、3月末の話。
地震や計画停電の不安と混乱の中、葛藤の末に上演を決行することにしたというキャラメルボックスの2011年春公演、『夏への扉』を観てきました。
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面白かった!
すっごく面白かった。
えっと、今回の原作であるSF小説『夏への扉』をご存知で、キャラメルのお芝居を観たことのないかたは、「舞台化って、ピートどうすんの?」とお思いになるかもしれません。
ピート、というのは、猫です。主人公の青年の相棒である、飼い猫ピート。これが物語の中であれこれと大活躍するのです。ピートを抜きにしては『夏への扉』は成り立たないでしょう。
で、原作をご存知で、かつキャラメルも知ってる人は、「ピートが猫ってことは…またあれか!!」とお思いになることでしょう。私も思いました。キャラメルには前歴があれこれありますからね。犬とか犬とか。
なので今回もどんな動物っぷりが炸裂するのかわくわくしていましたが、果たして。予想の斜め上を行かれました。

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