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スキャンスナップですきゃすきゃする時、大切なのが紙束をきっちり揃えることですよね。
以下に、私がよくやる「紙の揃え方」を書いてみます。
ひとことで言うと、ふっと吹く。
ふっふっふっと吹く。
(机など、平らな台の上で)
・任意の量の紙の束を両手で軽く持ち、
・上からふっふっふっと息を吹きかける。
・すると紙の一枚一枚にいいかんじに空気が入るので(ミルフィーユみたいに)、
・とんとんとんと両手で軽く持ち上げたり揺すったり、
・指で上からちょんちょんと押さえたりして、はみ出ている紙を揃えてあげる。
・慣れるまでは、「ふっ」てやった時に手が滑って紙がすべり落ちるので注意。
・酸欠にも注意。
えっと、これは誰もが知っている知識なのか、私やオットくんらが通っていた高校の伝統?的知恵なのかよくわからないんですが、iPadやScansnapが脚光を浴びている今、ニーズがあるんじゃないかな、と思ったので書いてみました。
知っていると知らないとだと、作業効率が段違いですよ。お試しあれ。
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* * * * * *
以下、思い出話的な背景話。
高校では、新歓とか学園祭とか果ては運動会とか、何か行事があるたびに、いろんな部活がわら半紙で100ページ単位の雑誌を作ってました。
編集担当がいて、原稿フォーマットを作って(印刷にはみ出ない範囲指定とか、印刷に出ない枠線の原稿用紙を配ったり)、各人と相談してページ数を割り振って、締め切りに急かしたり空いてしまったページをコラム書いて埋めたり。
印刷担当もいて、生徒会室のリソグラフ(数年上の先輩たちはガリ版刷りでした)の予約を入れて、わら半紙とか印刷機のマスター用紙とか持ち込みでごうんごうん刷りまくったり。
生徒会室をあんまり占領してると居心地悪いので、区民センターの印刷機も利用したり。紙の束入れた段ボールを自転車の後ろにくくりつけて運んでね。
この辺からは人海戦術総動員で、刷ったわら半紙をページごとに折って並べて重ねていって、でっかいホッチキスでがしょんと留めて、一冊一冊製本したり。3辺は裁断機で切り揃えて。
「4、1、2、3書式」とか呼んでいた、わら半紙1枚の裏表に4ページ単位で印刷していく方式でね。
だから誰かの原稿が1ページはみ出たら、3ページ穴埋めしないといけないんです。そういう作業が好きだったな。
そんな編集とか印刷とかを、私も部活や委員会などあちこちの団体で担当してました。
一年生の時に、先輩から「印刷機から出てきて角が揃ってない紙はね、こうやって持って、ふっふっ、とんとん、とすると綺麗に揃えられるよ」とやってみせてもらって、すっすごい!魔法みたい!
と感激したことを思い出します。
やってみ、って言われてもなかなかうまくできなかったりしてね。黒いページのインクはくっついちゃうし。
初めて教えてくれたのは、そうだ演劇部の先輩だったな。台本の印刷の時だ。
ショートカットで快活な、すごい美人なのにめっちゃすっぴんに(まあ20年前の高校生ってすっぴんで当たり前か)Tシャツであけっぴろげな、下ネタにも黙ってればいいのに誰より早く吹き出しちゃって真っ赤になってる、いじりがいのある楽しい先輩でした。
わりと最近10年ぶりくらいに会ったら、そのまんま二児のママになっててすてきだったな。
スキャンスナップで久しぶりにたくさんの紙の束に触れて、そんなことを思い出したりしています。
なんかなー、タダどころか紙代やインク代払って、よくまあせっせと作ってたよね。
あっ!
うちにオットくんの分と合わせて大量にあるあの歴代数十冊の部誌たちも、ひょっとしてスキャンすればいいのか!?
さ、裁断できないよ!!(涙)
でも同窓生たちに電子配信したら超喜ばれそう!
お金取っていい?(* ゚∋゚)¥
以上、すてきな思い出話が生臭くなったところでアデュー。
>ふっふっ、とんとん。
そういえば、無意識に 活用してました(笑)この4月まで職場で。
たくさんの紙束 それはもう日常的に扱っていましたから(^^;
どこで吸収した知識か 意識していなかったけれど、あひるさんの記事見て
あぁ。高校でよく見ていた光景だったかも。。。
と思ってちょっと懐かしくなってみたり。
息吹き込むのと それをせずに揃えようとするのって
ほんと雲泥の差がありますよね~
> そういえば、無意識に 活用してました(笑)この4月まで職場で。
> たくさんの紙束 それはもう日常的に扱っていましたから(^^;
おお!そうだよね、まさに日常的紙束な職業だったよね。
私も当たり前すぎて考えたこと無かったんだけど、これって他の人も知ってるものなのかねえ??
> 息吹き込むのと それをせずに揃えようとするのって
> ほんと雲泥の差がありますよね~
うんうん。早いし、紙を傷めず揃えられるというのも利点だよね。