[iPad, Scansnap] 専門書の裁断を裁断サービスに依頼

iPadを迎え入れる準備として、スキャンスナップでオットくんの膨大な専門書を片っ端から電子化すべく、裁断サービスに一気に依頼しました。
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本の裁断・解体サービス|背表紙 裁断|高速スキャナー 無料レンタル|雑誌 漫画 マンガ まんが 蔵書|スキャン 保管 保存 整理 処分|scanbooks.jp(スキャンブックス)


依頼した冊数と、かかった金額はこちら。
裁断料は一冊110円で、ハードカバーは別途解体料がかかります。
■冊数合計:62冊
■裁断料金:6820円(税込み)
■解体手数料:2420円
■書籍送料・行き:3150円(ゆうパック3個口)
■書籍送料・帰り:740円(60冊以上割引サービス ※後述
■代引手数料:0円
———————————–
■合計:13,130円
厚み4cmのハードカバーを大量に含む、60冊以上の本を自分でガリガリ裁断して一冊につき110円あげるよ、って言われても私だったら正直嫌です。
業務用の、おそらく糸ノコみたいなすてきな裁断機でぶいんぶいん裁断できるからこそ商売になるんでしょうけど、自分でやろうと思うと、1万~3万円台で買えるレベルの業務用裁断機では、4cmの厚みをななめにせずに切るのは大変らしいし。
それから、こうやって一気に62冊送り出した後の、本棚のガラガラなスペースの清々しさも得難いですね。
自分で一冊一冊処理するとなると一体何ヶ月かかるやら。
そこら辺に要する体力、心労も考えると、送るだけで裁断されて帰ってくるという四次元ポケットのような手軽さは、プライスレスではないかと思いました。
そもそも専門書って一冊5,000円とかするしなあ。3冊買うお金で62冊が電子化できる状態になるってすごい。
さて。
業務用で重くてかさばる裁断機を機能比較のため2台も買ってしまったというオット弟くんからの質問に、簡単に答えてみました。

Q1:分厚いハードカバーがどのくらいずれずに切れているのか?

A1:ほとんどずれてなかった。
多少ずれていても、実用書だから気にならなかった。

Q2:一つ一つの本(というか紙の束)がどんな形で送られてくるのか?

A2:紙の帯で巻かれて、セロテープで留められている。
ただし、表紙に直接テープが貼られているものもある。

その他、次回に向けて。

A3:ヤマト便を使うと、送料がお得(※後述)
A4:箱に詰める時に、冊数を数えてメモを取りながら詰めよう

(60冊以上で帰りの送料の割引があるから)
(一度きっちり詰めてしまうと、後で数え直すのは大変です)
 * * * * * *
以下に、わがやが発注した様子を詳しく書いていきます。
注文前に参考にさせていただいたいサイトはこちら。
どういう状態で届くのか写真入りで、納期や金額など詳しく載せられています。
scanbooks.jpで本の一括裁断をお願いしてみた。 – LINDの喜・*・*・楽
「紙の長さが足りずに表紙にセロテープが張り付いているのが残念」と書かれているように、確かにうちのも表紙にはセロテープべったりでした。
ハードカバーだからはがしやすいし、表紙の要らない専門書だから良いけど、思い入れのある雑誌とかだとちょっとつらそうです。
そのへん注文する時に要求できるのかどうかは不明。気になる方は、事前に問い合わせてみた方が良いと思います。
一冊一冊は、再生紙っぽい紙の帯で巻かれています。
ちょっとやぶれかけたりはしていたけれど、ばらばらにはなってなかったです。
うちが頼んだ本は分厚い専門書で、大体同サイズで、安定感のあるものばかりだったので、ちょっと特殊な例かもしれませんが。
裁断面が激しく曲がっているようなものは、今回の62冊の中には見当たりませんでした。
ただ、端の方の切断面が微妙にカーブになっているのは数冊ありました。あと、本の途中で裁断を分けたらしく、幅全体が数ミリ違っているのも数冊。このへんも分厚い専門書だからでしょう。
また、裁断面のせいというよりは、スキャン時に丁寧にやらないとちょっとななめに入ってしまい、読み込まれた画面がななめになってしまうこともままありました。
でも実用書なので見た目はあまり気にせず、とにかく消化することを第一にどんどんスキャンしていきました。
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びしっと綺麗な裁断面。
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ハードカバーもばっさり。
あと思ったこと。
送料がけっこうかかる。
行きは完全にユーザー持ちで、帰りは60冊以上の場合は一部お店が負担してくれる、というシステムでした。
scanbooks、送料についての規定
・60~119冊の場合、2,740円(概ね120サイズ2箱分)と、代引手数料を店が負担。
今回は用意できた段ボールが小さめだったので、ひとつ25kgを超えないように、体重計に乗せて計りながら本を詰めました。
結果3個口になってしまったので、行きの送料はゆうパックで3,150円かかりました。
(ひとつ1,100円のところ、複数割引で50円ずつ値引き)
ただ、もっと大きな段ボールがあったとしても、普通の宅配便だと25kgか30kg以下の荷物しか送れません。
25kgを超える荷物は、「ヤマト便」で送ると安いです。ヤマトの宅急便とは別枠の。
というわけで、次回はもうちょっと大きな段ボールを用意して、個口を減らすつもりです。
東京発の場合の料金表(当方東京在住なので)。
ヤマト便料金表-東京都 | ヤマト運輸
scanbooksは長野県なので、東京から送ると、
・30kgまで1,570円
・40kgまで1,680円
・60kgまで1,890円
ゆうパックでは25kgの2個口で2,100円なので、倍以上の60kgを1,890円で送れるというのはだいぶお得です。
60kgってw成人男性一人分wwと思わないでもないですが…。運送屋さんごめんなさい。腰に気をつけてください…。
25kgですら、私も家の中で移動させる時どんなRPGだよ的に肩で思い切り押し出さないと動かせませんでしたが。
こうして裁断された本たちを、暇を見つけてはコツコツとすきゃすきゃしており、段ボール3箱のうち最後の一箱をやっつけているところです。
これが落ち着いて、スキャン済みの本の束を古紙回収にすべて出し終わる頃(南無南無)、新たな裁断依頼を出そうと思っています。
 * * * * * *
今後のオットくんの課題は、「新しく買ってきた専門書を、その日のうちに裁断・スキャンしたいけどどうするか」だそうです。
店頭スピード裁断サービス、とかやってればいいんですけど、近所にないんですよね、そういうお店。
カッターでがじがじ切るのは大変そうだなあ。
コンビニに裁断機置いてくれればいいのにね。危ないか…。
そんなわけで、いろいろ書きましたが、うちも今回初めて一回だけ利用したにすぎないので、わからないことなどあれば、お店に直接問い合わせるのが一番確実だと思います。
断片情報として、少しでもお役に立てれば嬉しいです。
役に立つかわかんないけど、紙束をとんとんと揃えるやり方も書く予定。
書きました。
関連あひる。
[引越情報] 古本買取、PC専門書編
裁断、スキャンしてしまうと、もう古本として売ることはできなくなってしまいますね。裁断した状態にも多大なニーズがあるはずだけど、いろいろまずいんだろうし。
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