土井善晴先生が素敵すぎる「料理するひとを大切にしてください。あなたを守ってくれているのです」

一汁一菜でよいという提案 (新潮文庫) [ 土井 善晴 ]

先日衝撃的だった先生のこちらの表現。

「この時間に、情緒が生まれます」

情緒が!!!
先生!!!
土井善晴先生ええええ!!!!!!!

前後のツイート見てたら貼りたいのばっかりで止まらない。ちょうどうちのほうれん草もこんな色で、うちの子も「なんか、ほうれん草の根本のとこ色ついてるよ?」と気づいたので冬のほうれん草の美味しい色なんだって、と伝えることができましたー。

それから、このあたりが!このあたりが!

「家事や育児といったケア労働をしてこなかった人には、わかるはずもない」
「料理するひとを大切にしてください。あなたを守ってくれているのです」
「料理するひとに心を重ねてください」
「あなたは評価者ではありません」

あああああ!!!先生えええええ!!!!

源ちゃんとのラジオも!思わずSpotifyに登録して全部聴きました。先生ええええ!!!

お味噌汁の具にするために、フライドチキンをほぐして入れた、と話す源ちゃんに、そのまま入れずにほぐすというひと手間をかけたことをすかさず褒めてくれる先生!!先生ええええ!!!

『一汁一菜でよいという提案』もね、今読んでるところです。ほんとはしばらく前に買っておいたんだけど、やっと本を読みたいというゆとりが持てるようになってきた…。もうあの、優しい。優しいい。

日本人は、って外国のことをそんな詳しく知ってるわけじゃないんだけども、とかく家事やら食事やらに求めるレベルが高い、って耳にします。お惣菜も冷凍食品も手抜き扱い。冷凍食品を手抜き扱いする輩には以前子供の運動会のお弁当記事の時についド外道がぁぁぁぁ〜〜〜!!ってキレ散らかしたことがありました。当時はすいませんド外道は言い過ぎましたって日和って引っ込めたけどもう引っ込めない。ド外道確定。今回ド外道って言い過ぎ。単純に回数の問題。美しくない日本語!いやどうだろう?「ド外道」って美しいんじゃない?度し難いほど道を外れているのよ?そこに「が」よ?「ド外道が」。ほとんどが濁点。ダミダミしてるから発音に体重乗せやすい。感情をね?怒りの。声に出して読みたい日本語。

ええっとなんの話でしたっけ。ケア労働、ケア役割をね、無意識に無視されがちなここの点にちゃんと着目してくださる先生の言葉が本当に有難いなという話。最近そういうことばっかり考えてるから。全俺がスタンディングオベーションです。

や、そこもだけど。そこもなんだけど、「手抜き」って言うのやめよう、と改めて思いました。自虐ならいっかなと思ってたけどそれも良くない。だから今年のおせち記事にはね、「手抜き」って言葉使ってないの。これまでは「品目の足りない手抜きおせち」とか「なんちゃっておせち」みたいに書いてたんだけど。

フライドチキンをほぐしただけで褒めてくれる先生の心意気に倣いたい!そして料理以外のことにもどんどん応用していきたい!自分にも、家族にも。子供にもオットにも。すかさず褒める、を実践したいな、と思いました。


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