はい、ネタバレです。ネタバレです。
花岡学生が…夢だけど、夢じゃなかったー!のノリで、
(以下ネタバレです)
花岡、ギルバートじゃなかったー!
いや本当に失礼しましたギルバート花岡とか呼んでて。いくらヒロインに頭かち割られたとはいえ。なのに!ちゃんと!恋心を押し付けることもなく…ぐっと堪えて去っていった…!
花岡、思ってたよりずっととら子のこと真面目に好いとったこと判明…すまんかった…見直したわ…
いた!?今まで!こんな初恋ポジ!
『舞いあがれ』の柏木学生みたいに、勝手に盛り上がってぐいぐいきてヒロインもほんとは夢を追いかけたいのになんか今週は恋愛ターンみたいだしってことでなんとなく雰囲気に呑まれて付き合っちゃうけど結局なんだかんだ別れるってパティーン多すぎん!?
なんでなん、才気溢れる優秀なイケメンに好かれたら断っちゃあかんって法律に書いてあんの?(ありそうで怖い)
それなのに…ちゃんととら子の表情を見て、仕草から察して、ああ…と目を伏せ、好きだの一言を飲み込んで去る…握手の手も自分から離す…ギルバートはね!めっちゃぐいー握って引き寄せたからね!名作劇場のアニメ版だけじゃないの、原作でもやってたの!引っ込めようとするアンの手をもう一度強く握り直して自分の方に引き寄せてんのあの石板男は!
私ギルバート嫌いなんですよ。昔もちらっと書いたけど、今はもうね、はっきり嫌い。にんじん、にんじん、て笑いながら髪を引っ張る。
・身体的接触
・外見的特徴に言及
・嘲笑
最低すぎる。
しかもね、アンに対してだけじゃないの。金髪のルビーギリスに対しては、おさげをこっそり後ろの椅子にピン留めして、立ち上がった拍子に髪と頭がぐきってなってルビー泣いちゃうんですよ。ひでえやん。暴力やん。どこがいいのこんな男。顔?
面白半分に女子を泣かせて喜んでる男ですよ…怖いわ。マジで。
それで実は好きだったつって最後…あの物言いも気に食わないの。僕らは親友同士になる運命だったんだ、それを君がずっと拒んでたんだよ、って。誰のせいだと思ってんだアアン!?お前のせいだろうが!なのに息をするようにこちらのせいにするこのモラハラ野郎。
しかもね!?実写映画版ではね…?(名作と名高い1985年版です)最後にお互い仲直りするシーンでチッスにまで持ち込むし、あろうことか!優しくアンを見つめながら「…にんじん…」てめえ!(くわっ)もっかいそのどたまかち割られんとわからんのかァ!!つってアンもそこら辺のレンガ掴んでフルスイングぶちかませば良かったのにうっとり目を閉じてちゅっこしちゃうんですよ…解せぬ!!
そんな押しの強すぎる、ヒロインの気持ち無視の男たちが…最高のお相手としてあてがわれがちなのはなぜなの…花江ちゃんの言う通り、ヒロインの様子がいつもと違う…そういうちょっとしたことにお気づきになりそうな殿方なんてほんっっの一握りだからなの!?どいつもこいつも自分の性欲押し付けてくるばっかりで!(そんな生々しいお話でしたか?)
だが、花岡くんは違った…ちゃんと好きだった…とら子のことよく見てる…そしてとら子が見てなさすぎる!(涙)
ツイッターで「とら子も花岡がスカートひらひらさせてんの気づいてやれよ!」って言ってる人いて笑った。嘘、泣いた。
いやー、今後も楽しみ…いや…そろそろ太平洋戦争に突入してしまうので…嫌だ、嫌だよう……
固唾を飲んで見守ろうと思います…
ーーー
(ちょっと追記)
よっ翌日!(一年くらい経ってるけど!)水曜の回!はっ花岡あああ!!そんな人どこに隠してたのおおおあああ!!(いきなり中島みゆき『慟哭』を熱唱すな)(工藤静香バージョンよりも恨みつらみがえげつないからぜひ聴いてみてね!)よねと轟がシンクロしてて笑った。嘘。泣いた。
それから…そんな理由で(社会人として信用されるために)結婚するのかとら子よ…
ーーー
関連あひる
■2020-04-05『赤毛のアン』アニメ再放送、4/6月曜からTOKYOMXにてはじまるよ!という話と偶然の日付の一致とブログ初期の思い出と子育てと
■2018-03-26 ドラマ『隣の家族は青く見える』最終回について一つだけ、男性たちに言っておきたいことがある。
■2010-01-30 オットくん、なでこに興味なさ過ぎな件、カチューシャと星の瞳のシルエット事件
そういえばわたしくよくこのブログ上で一ノ瀬のおばさんみたいにちゃかぽこ踊ってやめてよ恥ずかしいよって気持ちにさせてやる!って書いてきましたが、うちの子ももう10歳なので健太郎くんみたいにやめてよ母ちゃん恥ずかしいよ!って言ったり思ったりする情緒が備わっていることであるなあ、としみじみしました(しみじみするとこか?)
ーーー
日本語音声も字幕もないのですが、画質が良い!とのレビューに魅力を感じてこれを持ってます。コンパクトだし。
【輸入盤ブルーレイ】Anne of Green Gables: 30th Anniversary (赤毛のアン)/楽天
これも素晴らしいです…ほんと…