世界が DAI-HONYA のようになりませんように

はい、ヒヨコのオスメス鑑定士といえば、
ダイホンヤ(DAI-HONYA)(とり・みき/田北鑑生)
です(たぶん違う)。


daihonya私はこちらの古い表紙で持ってます。
画像元はこちら。長年のとりみきファン視点からのレビュー、私は数読んでないので興味深く拝読。

ラスト・ブックマン(とり・みき/田北鑑生)
続編。2002/08発売。
最初のが1993/11発売なので、実に9年振りの続編。というのは大抵残念なモノですが、こちらはなかなか面白かったです。

図書館戦争』を見てまずこれを連想しました。やはりそういう人はいる様子。ダイホンヤのモロパクリとかも言われてるようですが、原作知らないけどアニメの『図書館戦争』は学園モノ的楽しさがあって好きですよ。動きがいい。
DAI-HONYAは、設定の突飛さと現実味(最近のあれこれ規正、禁止、という法案の話を聞くにつけううむダイホンヤ的世界にまた一歩、と思ってしまいます)、というベースの面白さに加えてとりみきのシュールなギャグが息をするように挟まってるところ(しかも無表情に)がたまらなく絶妙なバランスで、夢中になって読みました。
フィクションのお約束をことごとく茶化して笑わせるのはとりみきの得意技のひとつではないかと思うのですが、今作でも健在です。主人公が死の淵に見る幻の中で「おい!起きろ!」とか言ってくれる人が全然感動の関係じゃなかったり。そういうとこが大好きです。
SF大将 (ハヤカワ文庫 JA (700))
キネコミカ (ハヤカワ文庫 JA (729))

トマソンの罠 (LEGEND ARCHIVES―COMICS)
お、トマソンは知ってるけどこれはなんだろう??↓
パシパエーの宴 (LEGEND ARCHIVES―COMICS)
【シリアス系伝奇・怪奇・SF作品集】、ということなのでトマソンとはちょっと毛色が違うのかな?
ん?トマソンも【都市伝説や伝記ホラーをにまつわる全9編の作品を収録】とあるので、私が覚えてる街角の不思議なものを集めて紹介したエッセイっぽいのは中の1編だけなのかしら?もっかい読みたいなあ。
**とりみき関連**
**玄人志向とゆかいな仲間たち
こんなマニアックというより単に自分が読んだもののことばっかりしゃべれる(書ける)なんてblogってなんて素晴らしいんだろう。
**信号と私 in 5th st.
ここのコメント欄でとりみきのオジギビトのことをしゃべってた。
街角のオジギビト
1冊にまとまってたw


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