<ヨコハマ買い出し紀行(1)芦奈野ひとし/amazon>
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日記です。タイトル以上のものでも以下のものでもない日記です。重い記事が続きすぎてますし、たまにはなんてことのないあひるちゃんの日常よ?ありのままに起こったことを話すぜ?
カフェでカフェオレぶちまけまして。
あのね、友人C美と虎に翼の話をしててねLINEで。だよねー、ほんとね!とか書き込みながらすっと伸ばした私の手からカフェオレの容器がぷるりと逃げて。あの、プラカップに入っててね。しかもふた無しだったもんだから。ばしゃあっと。一口目を飲むはずだったカフェオレがばしゃあっと9割持ってかれて。床に。床と、こう、ガラスに。大きなガラス窓沿いのカウンター席だったのね。床とガラスに。カフェオレ!!
折りしもランチ時で小さなお店は混雑、とまではいかないけど持ち帰りのお客さんが途切れず訪れていて。お天気も良かったですしね?久しぶりのすっきりと晴れた昼下がり。そこへカフェオレ。ばっしゃあ。
ひい!すいませんすいませんあの床を拭くもの貸していただけますか、って言ったんですけど小さなお店の無愛想だけど丁寧なマスターいいですよそのままで、と。いや絶対良くない。良くはなくない。そしたら近くで持ち帰り待ちしてたお客さん任意のエヌ氏がさっと紙ナプキンをごっそり渡してくださってありがとうございますけどそれでは到底足りない量。私の隣の隣にひと席空けて座ってらした見知らぬエス女史も「こちらにどうぞ」って荷物どかして椅子空けてくださるしありがとうございます!でもせめて椅子の脚とか目立たないとこの汚れだけでも今拭き取ったほうが…とダスター借りてちまちま拭いてたら反対隣で持ち帰り待ちしてらした袖擦りあうも他生のエイチ女史が「あの、大丈夫ですよやらないで、マスター今手が離せないだけなのでお任せした方が」とにっこり…梅子さんのような全人類のお母さんみ…あっありがとうございますゥ…!優し!皆さん優(やっさ)しィィ!
確かに客がせっせと床拭いてたらマスターも落ち着かないかもな…と、お言葉に甘えて最小限だけ拭いて残り1割のカフェオレ飲みながらマスターが拭きにくるのを待ってたんですけど(ここと、あとこっちにも散ってます…ってお伝えしたくて…)全然お客途切れなくて。イートイン希望のお客さんを断ったりもしちゃってて!たぶん注文が立て込んでるからってのもあるっぽかったけどこの!?このカフェオレ席のせい!?もはや前衛アートみたいな飛び散りようのこの席!?すごいいい匂いしてますけど!カフェオレフレグランス!ほんとすいません!!断られたお客さんも常連さんらしくあっじゃまた来まーすって爽やかに出てったから別にいいのかもしれんけど!すいませんんんぬ!
もっかい拭こうとしたんですけど、本当にいいですよそのままで、とマスターに言われてしまったのですいません!ごちそうさまでしたァ!とお店を後にしましたが…
俺にやらせてくれ…!
ってスラダンフクちゃんみたいにぷるぷる震えた。
てかスラダンならもう三井くんでいい。バスケがしたいです…くらい床拭きたかったです。
皆さんの優しさがいたたまれなかったある日のカフェオレ騒動でございました。懲りずに別のカフェに移動してこれを書きました。ああ、拭きたかった…お店の隅にモップもあったからお借りしてぴかぴかに拭き上げたかった。ぺとぺとするのよ!牛乳汚れはぺとぺとするのよ!時間が経つと落としにくくなるのよおうおうおう。
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関連するようなしないような
■2006-05-23 カフェアルファ、ドアベルの音が変わっても ~『ヨコハマ買い出し紀行』最終巻