『獣になれない私たち』で、新垣結衣が嫁に来るはずだったのに息子がヘタを打つ



んなあああああ!!!!
おまえええええ!!!!
どうしてくれるんじゃごるあああああ!!!!!

と、田中美佐子さんの気持ちになってもんどり打ちました。
いやまだわかんないんですけど。すいませんネタバレか?これ。でもほらドラマ始まった時のカップルがまともに成立するわけないって織り込みながら見てるもんですよね?

お、初めて公式サイト見に行ってみたらやっぱり松田龍平くんとガッキーがいい感じだけど…なんか全体的にほのダサイ。わざとか??

獣になれない私たち|日本テレビ

以下、ちょっと内容に触れつつ感想です。

脚本があの『逃げ恥』の野木亜紀子さんで、さらにキャストが松田龍平くんに菊地凛子さんと映画みたいに豪華なので興味を惹かれて、見始めてみたら期待を裏切らない面白さです。

ガッキーのいわくつきの彼氏役、田中圭さんは『健康で文化的な最低限度の生活』にも出てらして、堅物で不器用な役を好演してらしたし、今回もそんなかんじの役どころなんですが、ガッキーとつきあいながら元カノとずるずる同棲してるという。4年も!!!(鼻血)
元カノ黒木華ちゃんがまたアラレちゃんみたいで超かわいくていつも部屋着超ダサくてヒキニートゲーマーで超ダメな子で色々こじらせてるのに憎めなくてかわいいのがすごい…

菊地凛子さんもすごいです。この人だけ獣枠っていう。だけじゃないか、黒木華ちゃんも弱々しいけど獣枠かな?
凛子さん演じるクレハさんはまんま獣っぽいですね。ガツガツガルガルしている。そこがしなやかで美しい。
菊地凛子さん、『ノルウェイの森』の直子をやってらして、でも直子の消え入りそうな生命力の弱さが全然なくて。申し訳ないけどちっとも直子に見えなかった。生命力りんりんで。映画についてのインタビューで「どうしても直子をやりたくて!私しかいない!と思って!」とすごく前のめりに語ってらしたのを見た時もうん、そのみなぎるやる気がすでに直子じゃない、と思ってしまったんですが。

でもこのクレハさんは当たり役というかはまり役というか、あて書きなんじゃないかなあと思うくらい「菊地凛子」のイメージにぴったり。
行動だけ見るとかなりドイヒーなのに、なぜか憎めない…愛嬌のあるというか、魅力のあるキャラクター。すごいな。他の人にはできないと思う。嫌味にしかならない、説得力を持てないだろうだってあの行動…。そこを成立させているのが、脚本家の手腕と、女優としての凛子さんの魅力なのかなと。あとはガッキーとの対比か。

ガッキーがまた、無理していい人やっちゃうキャラを熱演してて、すごくぴったり…大丈夫かガッキー…事務所と色々本当に大丈夫か…と余計な心配をせずにはいられない。
今期はもうひとつ『僕らは奇跡でできている』という、田中一生さんがめっちゃキュートな大学教授役で出てるドラマがありますが、相手役の榮倉奈々さんがこれまた真面目で手が抜けなくて汲々としてしまっている女性を演じていて。

僕らは奇跡でできている | 関西テレビ放送 カンテレ

ふたつのドラマで似たような女性が、周囲の自由な人たちの影響を受けて少しずつ自分と向き合っていく、的な。これが今時の女性から共感を得られるキャラクターと物語構成なのかなあなんて思ったり。真面目できちんとしなきゃ、と思うのも自分に自信がないから。でも本当はもっと好きにやりたい、やっていいんだ、って思いたい、言ってほしい。みたいな。
うんうん、がんばってほしい。がんばりすぎないようにがんばって、断ってほしい!若い娘さんたち、断っていいんやで!

でですよ。
しかしですよ。
ガッキーが、もう結婚秒読みってことで彼氏のお母さんとも仲良くなっちゃって。田中美佐子さんね。
その田中美佐子さんが実は夫(彼氏の父親)の介護で長年苦労している、ように見えなくて。楽しそうに飄々とやってるから。
でもその悩みを、息子たちには理解できなかった悩みをガッキーだけがすくい上げて、息子たちを説得してくれるんですよ。
介護なんていう家族の重い問題にまで踏み込んでくれて、しかも母親の味方になってくれて。
ありがとう晶ちゃん!ですよ。こんな子が娘になってくれるなんて。嫁に来てくれるなんて本当に幸せなことだと。
思うじゃないですか!!
なのにその足で別れを告げられる息子!!!
ちょ!?おんまえ何してくれとんじゃあああ!!!!
あんっな良い子はこれから先鐘や太鼓で探したって見つかりゃしないよ!!!
しかもえ、原因が!?ずうっと元カノと暮らしてたああ!!??4年も!!!???
そんっっっなのあんた、振られてあったりまえだああああ!!!
あったり前田のクラッカーだよこのバカチンがああああ!!!!

私ならぶつ。息子をぶつ。ぽかぽかなぐる。
もうちょっと入れちゃいましょうかね?ってざくざく殴る(田中美佐子さんが出ていた森永のチョコチップクッキーのCM好きでした。チョコチップクッキー作るたびに思い出します)
ガッキーに謝るしかない。お願いだから戻って来て!って言いたいけど言えない。女盛りを4年も苦しめて…本当になんてお詫びしたらいいのか。
でも絶対ガッキーきょうやさんのおかげで幸せでしたとか笑顔で言ってくれる。言ってくれるに違いないから言えないじゃないかああああ。むしろよくがんばって切り出したわね、今までよく我慢したわね、って褒めないといかんとこじゃないかこれ。断れる女子。よくやった。
それはそれとして、おのれ息子めえええええ。

まあいいとして。ほんともうな。うちの子は大丈夫か…どきどきするわ…。
そのあとのシーンで、おなじみのクラフトビール店「5Tap」でマスター松尾貴史さんから「しらす食べる?」って勧められた松田龍平くんが「あ、食べる」ってなんかちょっと嬉しそうに答えるのを見ていてなんだか、ああうちの息子もこんなふうに、大人になっていろんな経験をして、いろんなことを考えたり悩んだりしながらも、ふと行きつけの店で勧められたいつもは出てこない意外な小鉢に喜んだり、そんなふうに日常生活を、人生を歩んでいくんだろうなあ、なんて思えてしみじみしてしまいました。
なんだかそういう、生活感…、生活している感、登場人物たちがみんなそこで思い思いに生きてる感じがして、面白いドラマです。

松田龍平くんを見ても息子の未来の姿を連想してしまうなんて。私も歳をとったもんだ。いやだいぶ良い方へ想像してますけどもね。でもうちの子一重だし、坂口健太郎くんみたいになってくれてもいいなあとか。いいなあじゃないだろ。良すぎるだろ。おかん夢見すぎ。ある意味野心りんりん。
まあ今は4歳のまま巨大化してるとこしか思い浮かびませんけど。

あとあれです!伊藤沙莉ちゃんも出ているのだ!あ、「さいり」って読むんだ。
朝ドラ『ひよっこ』のお米やさんの娘役が、恋心を色々とあられもなくあけっぴろげててめっちゃ楽しかった。おんなじ感じで出てます。こういう元気の良い女の子はほんと楽しい。

NHKへの苦手意識を克服 伊藤沙莉のネガティブ人生を変えた朝ドラ『ひよっこ』 – 朝日新聞デジタル&M

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関連あひる
バンコラン。
2015-04-21 うちの子タローさんはいっつもにっこにこしている[ちょっと真面目に]

にっこにこ赤ちゃんだったうちの子も立派に気難しく育ちました。
2018-03-17 うちの子の雄弁な表情

ここでも嫁について語っている。
2017-06-28 男の子のお母さんとお嫁さん

菊地凛子さん。
2011-01-07 ノルウェイの森、映画でたまらず吹き出した場面について [ややネタバレ]

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今夜このまま(特典なし)
あいみょん
ワーナーミュージック・ジャパン
2018-11-14





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