(ネタバレ無し)
3月のライオン 2 (2) (ジェッツコミックス)
ちょうど今『3月のライオン』2巻を読んだのですが。
あー羽海野さんこういうダークサイドを今回はがっつり描くつもりなのかな。と思いました。
ハチクロではかする程度だったダークフォースに堕ちた人間の、「持たざる者」の、そねみとかあがきとか。
ええあの、忍先輩のお父さんの会社の人。根岸さん。大好きでしたよあの人。たぶん登場人物の中で一番寄り添った。あの分かれ道の1ページは額に入れて飾っておきたいくらいです。
羽海野さんの何がすごいって天才も凡人も同様に、眩しく悩み深く描くところだと思う。
2巻、なんか本宮ひろ志みたいな絵になってます。熱い。てか暑い。
神山監督も常に痛いところとか醜いところを突いてきてくれる(うれしいのかそれ)(うれしいのです)人なので、このタッグは本当に楽しみです。
→ひとつ前の記事:神山健治 × 羽海野チカ『東のエデン』
**あ、そういえば本宮ひろ志。
**その他、あひるとハチクロ(blog内Google検索)
3月のライオン (1) (ジェッツコミックス) 羽海野 チカ 白泉社 2008-02-22 by G-Tools |
ハチミツとクローバー (9) (クイーンズコミックス―コーラス) 羽海野 チカ 集英社 2006-07-14 by G-Tools |