先日「細く編みすぎて広がってしまうので編み直し」と書いた、エストニアスパイラルのアームウォーマー。
十分な太さで編んだつもりだったのですが。。。まだ広がって不格好。
どうも私。。何か根本的に勘違いしてた模様です。
こうして手を通さずに置いておく分にはまあ綺麗なのですが。
手を通すと、やっぱり広がりすぎて不格好。手の甲はまだましなかんじに見えるかもしれませんが、
てのひら側はさらにスパイラルがひしゃげて綺麗じゃない。。
うーん、どうしてだろう。。?
と思って本をよく見ると、てのひらや指の途中まで覆うくらいの「指なし手袋」的な位置ではなく、手首のあたりに着用している写真が載っているのですよね。。
いうなればこんなかんじで。
あ、これなら変に広がらないで、螺旋が綺麗に出るわ。
というわけで。。どうも根本的に使い方、というか編みたいモノが間違っていた様子です。。手首だけだとさすがに外での防寒用には寒すぎる。でも、この編み方はそもそも細身が似合う模様で、手のように扇状に広がった形のものを覆うには適さないみたい。
気づくの遅すぎですけどね!
あと、エストニアスパイラル、難しいです。表メリヤス編みが基本なのですが、二目一度に編んだり掛け目をしたりが頻繁にはさまるので編み目を綺麗に保つのがとても困難。結果、出来上がりを全体的に見るとがちゃがちゃと編み目がよれてしまっていて、あんまり綺麗じゃないんですよね。。ななめの線がよれよれよれとなっているとかっこわるい。。編むのはがんばっても、がんばっただけの成果が綺麗さには現れないという哀しさよ。
そんなわけで、結局ふたたび全部ほどいて、ビーズニッティングに切り替えて編み進めています。ビーズのほうは基本ガーター編みなので、編み目のよれとかは目立たないし、ビーズも華やかなので見た目が整って見えるんです、同じかそれ以下の労力でも。こちらのほうが簡単。
やはりこの冬編み物にハマっている友人が、「編み物はほどいてやり直すことが出来るから、根気さえあれば必ず完成する。布だと裁断を間違ってしまったらおしまいだったり、縫うのを間違えても針穴が布に残ってしまったり」というようなことを言っていて、ほどいてやり直しというぐったりする作業の気がだいぶ楽になりました。確かに、布だと材料買いに行くことからやり直しだもんね。。お金も心労もかさむわあ。
それを思えば何度もほどいて何度も編み直すことなど、ことなどー( ´Д⊂・゜・。
北欧ワンダーニット―不思議ですてきな10のテクニック(林ことみ)
それにしてもこの本はほんとに楽しい。アイディアぎっしり。