北欧ワンダーニット、エストニアスパイラル

アームウォーマー、今度は今までのビーズニッティングではなく、エストニアスパイラルという編み方で作り始めています。どんだけ編む気だ。。
これ、編み方自体は単純だし簡単なのですが、ほどいて編み直すのがものすごくタイヘンなので失敗が許されない感じです。。複雑な編み方のものよりもかえって難しいかもしれません。

どうしてほどくのが大変かというと。。
説明するのが難しいのですが、掛け目と二目一度を交互に繰り返していく編み方なのです。目を飛ばして編んだりまとめて編んだり。そうすることで編み模様をナナメに作っていくのですね。原理がわかれば単純で、すごく面白い。
ただ。。飛ばして編んだりまとめて編んだりをすべての段で連続してやっているので、あ、そこ間違えた、と思って一段ほどくと。。
下の方の段までどんどんほどけてしまったり、あれここってまとめて編むとこだっけ飛ばすんだっけ？それともほどいたことで毛糸がゆるんだだけで普通に編むとこだっけ？？
ということがわからなくなってきてしまう～～(;*口*)。
いや、まあ落ち着いて対処すれば、かなり規則的なのでちゃんと復帰できるはずなんですけど。。普通の編み方でもほどいて糸を編み針に戻すのが大変なのに、これだとさらにむちゃくちゃ時間かかる。ほどいて間違えたところを修正できるというよりも、かえって綺麗に出来ていた編み地をいたずらに崩すことになってしまいかねない。。
ということが何度かほどこうとして判明。タイヘンです。
なので、ミスしないように気をつけつつ編み、ミスしちゃっても次の段でフォローする、もしくはおおらかなキモチで見なかったことにする。。というふうに進めていっています。
でもこのナナメな編み地面白いですね～。伸縮性があるのでアームウォーマーとかレッグウォーマーに向いてそうです。でもほんとは本だともっとナナメに、菱形が並んでるみたいな模様になるはずなのですが。。。なんでかな？編み方は間違ってないハズなんだけど。。
また、本では普通にエストニアスパイラルだけで編んでいるのにせっかくだからとビーズニッティングと組み合わせたり、さらに親指用の穴のために、段の途中からエストアスパイラルを裏編みで引き返しながら編んでみたり。また勝手に本にないことを見よう見まねでやってみてます。。相変わらずの行き当たりばったり編み物。
北欧ワンダーニット―不思議ですてきな10のテクニック（林ことみ）

→その後。。
ようやくはめてみられるくらいまで編み進めてから。。。
小さすぎて伸び過ぎちゃって、スカスカなこと判明（滝涙）
地肌が見えてます。。

こういう状態になっちゃうとつけてても全然あったかくないんですよね、風が通っちゃって。それ以前に伸び切っちゃってスパイラルがただのボーダーになってるがな（爆）。
編み直しです。。。ほぼ全部！（具体的にはビーズのところまで）
およよよよ・(ノД`)・゜・（古風な泣き方だなあ）
やはり本よりもだいぶ細い毛糸を使っているので、本の通りに60目じゃ小さすぎたのか。。もうね、ほんと学べってかんじです。苦労してるのって9割方自己責任です。わかってはいるんだ。でもでもこの高貴な紫色を使いたかったんだもの～～。毛糸の色ってほんとメーカーや種類によって様々ですよねえ～。
ええっとじゃあ、どのくらい増やしたらちょうどいいかなあ。ブカブカでも着け心地がわるくなっちゃうし。せめて編み直しが一度で済むようにちゃんと割り出そう。
**毛糸情報**（どれも2～4号で編んでいます）
・鮮やかで濃い赤：ダイヤモンドのタスマニアンメリノ（しっとりしてすごく編みやすいです）
・くっきりした紫：パピーのニュー4PLY。色番422（Lot：610）
・複雑なベージュ：パピーのグランメリノ。色番337（lot：295）

ベージュがほんと素敵な色なんですよねえ。他にもパピーの毛糸ってすっごく発色が綺麗なものが多かったです。売り場の奥のほうにひっそりとあるので良く見てみたのはこの冬初めてだったのですが、いろいろ使ってみたい毛糸がいっぱいでした。