『さくらん』見所は土屋アンナの○○○(;*゚Д゚*)(ネタバレなし)

さくらん打ち掛け観た。観てきましたよ映画『さくらん』。新宿ジョイシネマに行ったのですが、劇中で使用された打ち掛けが展示されていました。
ストーリーのネタバレなしで感想を書きますね。


さて映画の見所は何と言っても。
土屋アンナさんの、




みけん。(ー”ー)
眉間のしわがね、すんごい色っぽかったのですよ!(;*´Д`*)
あの、アンナたんてCMとかで見ると、だいたいどれもクールな表情ですよね。キリリとした。そういう印象が強かったので、眉間にしわを寄せて悶えてる表情とか、眉間どころか顔中くしゃくしゃにして号泣してしまってるところとか、この映画で初めて観たのですがまあなんと可愛らしい(*´Д`*)。
クールでかっこいいオンナ、というイメージが一転、クールで格好良く生きようともがく女、という、『さくらん』のきよ葉そのままの見事な立ち居振る舞いでした。
また、映画映像作品として新鮮だなあと思ったのは、女優さんのすっぴん顔を隠さずばんばん映していた点かも。
大抵は、特に主演の女優さんってお風呂のシーンも豪雨の中を走っても、長く伏せっていてもばっちりフルメイクだったりしませんか?どんな目に遭ってもベースメイクにアイラインくっきり。どんだけウォータープルーフだよって。
でもこの映画では、ちゃんとというか何というか、メイクが落ちているべきところではばっちり落ちていて(あるいはそういうふうに見えるようなメイクで)、そこがよりキラリとした演出効果を生んでいたように思います。勝ち気でべらんめえのアンナ演ずるきよ葉が、化粧も全部落ちてしまった素顔に素肌をさらけ出し、顔をくしゃくしゃにして号泣する。だからこそ、余計にぐっとくるものがありました。
一緒に行った友人と、これも女性監督ならではの、リアルな女の描き方かもね、なんて話をしました。
原作の雰囲気を壊さず、点々と散らばるエピソードをうまく活かして繋ぎ合わせて、とてもよく仕上がっていたと思います。
ちょっとだけ惜しいな、と思ったのは、セリフで説明しすぎていたところかも。セリフで心情吐露や状況説明を入れてしまっている場面がいくつかあって、映像や役者さんたちの表情で表現できていたし、その後の展開から「ああ、実はそうだったのね」と類推できるような流れがちゃんとできていただけに、ちょっともったいなかったです。
しかしそれを圧して余りある見応えでしたよ。映像や色遣いはさすがの迫力と艶っぽさ。椎名林檎の声と音楽もハマりすぎ。
そしてやはり、きよ葉を演じた土屋アンナさんを筆頭とするキャスティグの妙!どのキャラクターも原作のイメージにぴったりで、素晴らしかったです。
菅野美穂の喘ぎ声は高かったよ!?(*゚Д゚*;)
木村佳乃は低かったよ!?(;*゚Д゚*)
アンナたんはかっ掠れてた!!(;*@Д@*)

DVDが出たらまた観たいな。
写真集も気になります。。
**オマケ情報**
『さくらん』掲載誌イブニングに描いてるマンガ家さんや、伊藤理佐さんなど安野モヨコさんのお友だちマンガ家さんがエキストラとして映画にちょこちょこ出演しています(カントクくんなんて遊郭のお客役でばーんと出てました^皿^)。最後のスタッフロールの時に名前を探すと楽しいかも。
イブニングには各漫画家さんのさくらんエキストラ体験談がちょこちょこ掲載されているのですが、あれは一冊にまとまるのかしら?
さくらん写真集
『さくらん』オフィシャルガイドブック

キネマ旬報 2007年 3/1号 [雑誌]
さくらん(安野モヨコ)
これを機に、カラーページ全収録の大判を出して欲しい!!


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“『さくらん』見所は土屋アンナの○○○(;*゚Д゚*)(ネタバレなし)” への2件の返信

  1. 友達から聞いたんですが、桜のシーンは北野武監督の「Dolls」と同じ
    埼玉県幸手市の権現堂で撮影したそうですよ~。

  2. >hinaさん
    おお!そうなんだ~、あの見事な桜はDollsの….なんか納得です^^

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