好きになってよかったと、思わせてあげたかった ~ハチミツとクローバー10巻

ハチミツとクローバー 10巻(羽海野チカ)
出ましたねえ。発売日に買って読みました。
本編に関して、感想とかレビューというより、極私的なお話だけを。
(ネタバレなし)


読んでまずまっさきに、
ああどうしてもっと、別れたあの人のことを大事にしてやれなかったんだろう。
という痛烈な後悔に襲われました。
だって登場人物みんながね?
相手のことばっかり考えてるんですよ!
なんでそんなにまで思いやってるの?
私そんなことできなかったよ!!
振る時も振られる時も自分のことで頭いっぱいで、相手にひどいことばっかり言ったりやったりしたよ。
私こんなふうにちっともできなかったよ。
耳すま・時かけでしにたくなるのと近い感覚かもしれません。そんなわけでちょっと勝手にブルーな気分に。すいません、こんなんで。
物語自体はとても爽やかで綺麗に閉じて、大変清々しく読み終えることができました。うん、良い作品だったと思います。次回作も楽しみ。
同時収録されていたハチクロ番外編、他の短編などについてはまた別に。
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“好きになってよかったと、思わせてあげたかった ~ハチミツとクローバー10巻” への3件の返信

  1. ハチミツとクローバー 10巻感想

    いよいよ「ハチミツとクローバー」、最終巻となりました。
    それぞれが進むべき道を見つけ、浜美を離れてゆく、本当の意味での卒業。
    大怪我を負いながらももう一度絵筆を握るため、はぐちゃんは、支えてくれた花本先生と生きていくと決める。
    「才能」のために人にねた…

  2. あひるさんへ
    私も相手のことなんて思いやる余裕なかったです。私の気持ちを知りながら目の前でいちゃいちゃする男と同級生に鉄拳食らわせた事もありますからね(^^;)
    若いときにもっと人のことを思いやることができたらなあと反省。

  3. >日月さん
    うう、それは相手の方が思いやってくれてない…大変でしたね。。学生の頃ってそういう残酷な女の子いたなあ、私の近くにも。。あれはしんどかった。
    でもそんな女の子から、私のほうこそ「そういう残酷な性格」だと思われていたらしくショックだったこともありました。嘘つき村の住人はどちらだったのか、今もわかりません。

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