NHKドラマ『燕は戻ってこない』がすごい…代理出産の闇と真実を突きつけまくる…[生殖医療][まじめに]


<燕は戻ってこない 桐野夏生/amazon>


いやあすごい…すごいものを見てしまった…
1回目からすごかった…

確かに私も書きました。代理出産に反対ですと書きましたが…それでも、この技術に望みを託している人たちもいるだろうなと思うとあまり辛辣な書き方はできないなと、かなり言葉を選んだのですがそんな私の葛藤レシーブを強烈スパイクで叩き落としてくれるNHKさん…すごい…

え、国営放送ってこんなに、真っ向反対の立場取っていいんでしたっけ…?商品名や企業名さえ出さなきゃ何やってもいいの…?

まあ…原作が桐野夏生さんなら!エグい内容になるか!
『OUT』が怖すぎて他を手に取れないままなのですが、それでも桐野夏生らしい…と納得してしまうひたひたとにじり寄る不快感…(褒めてます…)

あとね。前回代理出産について書いた時はそうやって躊躇があったために大事なことを明記し損ねていたことに気づいたのですが。

今回のドラマのテーマは他人の卵子や子宮を使う「代理出産」「代理母」だけれど、若い女性たちに向けて今カジュアルに提案されている「卵子凍結」にも、必ず「体外受精」が必要になるのです。

そして、若いうちに卵子を凍結しておけば、いつでも好きな時に子供が産めるわけでは決してない。
“NHKドラマ『燕は戻ってこない』がすごい…代理出産の闇と真実を突きつけまくる…[生殖医療][まじめに]” の続きを読む