理不尽とファンタジーについて。小野不由美『十二国記 白銀の墟 玄の月』読了によせて(ネタバレなし)



さっきもぽろっと理不尽とか言ってしまいましたけども。それはね、実は『十二国記』を読み終わったこととちょっと関係がありまして。
ええそうなんです!
『十二国記 白銀の墟 玄の月』読み終わりまして!
読み終わりまして!
(あまりにも読み終わったので二回言っています)
ネタバレなしで、まずはこの感慨を書き記しておきたくて。

もうね、『十二国記』といい、上橋菜穂子先生の『獣の奏者』といい、おがきちか先生の『Landreaall(ランドリオール)』といい、この世の理不尽というもの、それにどう立ち向かうか、どう受け止めるか、ということがすごく、とても、切々と、熱く、冷徹に、描かれていてですね。

やっぱりファンタジーって素晴らしいなと思うのです。
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