予約注文して待ちに待った梅が届いて、23日は一日梅仕事でした。日本酒梅酒1本と、梅酢を3本。
検索して辿り着いた、こちらの和歌山「あんしん農園」さんの「わけあり南高梅」3kg分です。
■有機肥料で育てたわけあり青梅:有田みかん・南高梅|有機100%肥料|あんしん農園|わけあり
綺麗!!
これでわけありだなんて一体どんなわけがあるというのだろう!
細かい産毛がビロードのような美しさ。
なんと1kg500円!という超破格!しかも送料も525円と安い!(遠いから仕方ないのですが、梅の取り寄せって東京までの送料800円のお店が多いです)
■梅探し、注文から到着までの流れ■
まずは近所の八百屋さんやスーパーなどを回りましたが、1kg380円と激安だけど梅の実が小さすぎ、1kg680円も安いけどかなり黄色く熟しすぎて傷だらけ、1kg980円で可もなく不可もなく…みたいなかんじだったので、ネットで評価がかなり高かったあんしん農園さんから買うことに。
6月頭にさあ注文と思った矢先に完売表示になってしまってもんどり打ちましたが、6月下旬の販売再開を心待ちにすること約2週間、6/14に無事3kg注文!さらに待つこと一週間余り、6/22に発送通知がきて、翌日6/23に到着!この日は一日梅待ちしながらびんを消毒したり、お砂糖の割合を検討したりそわそわ過ごしてしまいました。
品質については2009年から昨年までの3年分のレビューがどれもみな激賞だったのでわりと安心して頼むことが出来ました。そして実物が届いてみたら本当に綺麗!結局一粒残らず問題なく仕込みに使えて、さらに300gくらい多く入ってた!こんなに安くて申し訳なくなるほどでした。次回は秀品も注文してみたい。
サイトの写真を見るとかなり傷が多そうなのですがもう全然こんなじゃない。梅1つにつきせいぜい2個ほど小さな傷や黒点があるかな、といったところでした。
梅の実の大きさはややまちまちで、大、中(一番多かったかな)と、小振りなものもありました。おそらくわけありではない秀品の方は、傷がないだけでなく大きなサイズが揃っているんじゃないかしら。
拭く時にざっとサイズで仕分けて(最初は使えないほどの傷があるもので分けようとしたんだけど全然ないから途中でシフト)、大きなものからメインの日本酒梅酒に使いました。
というわけで!
仕込み仕込み!
びんを洗って乾かして、液体と砂糖を用意。
準備万端!梅を待つのみ!
梅キター!!ざっと洗ってヘタを取って拭いてサイズで仕分け。届きたての新鮮な梅ならアク抜きしないで良いらしいのですぐ仕込みました。
いろいろあったけど(後述)4本できたー!
■日本酒梅酒■
・3Lびん=富久錦梅酒用純米酒1.8L・梅1.1kg・洗双糖500g
(富久錦ショップへ)
■梅サワーりんご酢■
・2Lびん=りんご酢750ml・梅800g・黒糖400g
■梅サワーいろいろ酢■
・2Lびん=酢三種800ml・梅850g・洗双糖400g
(黒酢250ml りんご酢300ml 純米酢250ml)
■梅サワー黒酢■
・1.5Lびん=黒酢650ml・梅600g・黒糖300g
今回の大まかな傾向。
■お砂糖は梅の半量、お酢は梅と同量■
使っているお酢と砂糖の種類がそれぞれなので配合は揃えてみました。これで味がどうなのか、個人的に甘すぎるのか足りないのかは出来上がりを飲んで判断します。
今回の誤算。
■びんが足りず■
相変わらず誤算の多いあひるちゃんです。2Lびんに梅1kg・お酢1Lのつもりだったのに入りきらなーい。その流れで黒酢とリンゴ酢がハンパに余ったためブレンドびんを作ることにして、急きょ2Lびんを買い足しにいきました。配合に微妙な揺れがあるのは別に細かいこだわりとかじゃなく、びんの買い足しを決断する前にいやいやもうちょっと入るんじゃない?とか思って無理矢理目一杯入れようとしたのを買い足したびんに一部移したり色々あったからです。
今回気づいたこと。
■黒糖よりも洗双糖(粗精糖)の方が溶けにくい■
こんなふうに下に溜まったのは洗双糖の方で、たびたび瓶を揺すって混ぜる必要がありました。翌日にはかなり溶けていた。
■梅サワー(梅酢)はガスが出る■
密閉してもフタが浮いて来ちゃうほど。ガス抜き用の小さな穴が便利でした。栓を抜くとぷしゅっと言う。この栓紛失注意。
■ドアポケットに入る細身びんは、梅の移動がしづらい■
熟成が偏らないよう瓶の中でなるべく梅を移動させたいのですが、最近流行りの冷蔵庫のドアポケットに入るタイプのボトルだと、細身でさらに中央が凹んでいるため、一度詰めてしまった梅の位置がほぼ固定されてしまいます。かなり振っても上下のブロックをまたいで移動はしてくれない。上の方の梅はちょこちょこ水面から出ているので何とか入れ替えたいんだけれど。目に余るようならフタを開けて取り出して無理矢理入れ替えるか。
持ちやすいしコンパクトなのは有り難いのですが、これは漬け上がった中身を移す用途の方が便利そうです。漬けるならやっぱり昔ながらの寸胴な広口瓶が良いのかも。
■かかった費用■
梅3.3kg=1500円+送料525円
黒糖700g=約600円
洗双糖900g=425円
梅酒用純米酒1.8L=2500+送料760円
黒酢900ml=813円
りんご酢1L=約600円
純米酢250ml=175円
3Lびん(数年前に購入したもの)
2Lびん×2=680円×2
1.5Lびん=630円
ざっとこんなところでしょうか。合計金額は怖いから出しません(キリッ)。
■冷暗所に保存し、梅酢は賞味期限1年目安■
梅酒の方は日本酒で漬けたので2年くらい待った方が良いらしい。梅酢は冷暗所保存で2ヶ月くらいで飲めるようになって、1年くらいが賞味期限の目安とのこと。意外に短いな。漬けすぎたか…?(今頃)
冷暗所かあ、梅酢だけでもオットのPC部屋(常時冷房)に移動した方がいいかもな。
とりあえずは台所の棚に収納。しばらくの間毎日揺するのが日課に。
以前漬けた梅酒を空き瓶に。
そんな今年の梅仕事、仕込み編でした!ああ楽しみ!てか楽しかった!
ちょうどオットの誕生日に届いたので全部お誕生日の日付です。オット飲まないですけどね。こんなに作って全部自分用。あるいはオット実家の皆さんになら喜んで頂けるので美味しく出来たら持って行こう。それともオットにも顔が輝くほど大好きなカルピスだって騙くらかしてうっかり飲ませてみようかな。きっと面白い顔をする。匂いと色でバレないようにスタバタンブラーとかで。
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関連あひる
■June 04, 2013 梅酢とオットくん
■June 03, 2013 梅酢の作り方についてあれこれ調べてみたメモ [2013梅仕事]
■June 03, 2013 南高梅の出荷始まる、出荷のピークは6月6日~15日頃の見込み [2013梅仕事]
■May 21, 2013 今年は日本酒梅酒と黒糖梅酒を漬けてみたい、準備編
■June 29, 2009 梅酒を黒糖焼酎と果糖で漬けてみた
■August 31, 2009 果糖で作った梅酒その後、そして自家製ジンジャーエール
■June 16, 2010 去年の私の梅仕事
■June 09, 2011 年代物の梅酒を若い梅酒に入れるといいらしい
■June 10, 2012 3年前に漬けた梅酒を久しぶりに飲んでみたらすごく美味しくて、
■January 20, 2007 コーヒー焼酎とラム梅酒
■February 11, 2005 ロック用の丸い氷♪(ウォッカ梅酒とラム梅酒)
だいたい5年おきに一升漬けている歴代メモ。
・2013年:日本酒(予定)
・2009年:黒糖焼酎(1年でさっぱり飲みやすく、3年でまろやかに)
・2003年:ラム梅酒(2年でまろやかに)
・2002年:ウォッカ梅酒(わりとずっときつかった)
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これが今回2本買った細身な2Lびん。内ブタに空気抜き栓が付いていて便利。
東洋佐々木ガラス 漬け上手うめ編2リットル(梅酒びん・梅びん・果実酒びん・保存びん・保存容器)★キッチンポイントアップ祭★0621
同じ東洋佐々木ガラスさんのずん銅ボトル。
東洋佐々木ガラス 果実酒びん3リットル(梅酒びん・梅びん・果実酒びん・保存びん・保存容器)★キッチンポイントアップ祭★0621
空気抜き用の栓はついてないみたいだけど内ブタバラ売り。
東洋佐々木ガラス 果実酒びん付属品 内フタ(梅酒びん・梅びん・果実酒びん・保存びん・保存容器・付属品・部品・フタ)★キッチンポイントアップ祭★0621
【純米蔵 富久錦】 動画でおいしい漬け方公開中! 純米原酒 梅酒用 1800ml 【蔵元直営店よりお届け】
純玄米黒酢 飛鳥の里 900ml [食品&飲料]
商標:ミヅホ
セラーメイト 取手付密封びん2L 220308 [ホーム&キッチン]
商標:星硝
こういう瓶は形がシンプルで好きなのですが、フタを開けるとたれたりするので若干使いづらいですね。
梅ジュースと梅酢を梅3kg分漬けました [2016梅仕事]
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