今年も漬けました!珍しく2年連続で3kg。
去年の梅酢と梅ジュースを夏の終わりに出したら子供(当時2歳半、今3歳)が気に入ってくれてがぶがぶ飲んでくれて、ちょうどこの夏で無くなりそうなのです。
オットは好まない梅酢とか甘酒とか干し芋とか、私が好きなものを好きになってくれて嬉しい。一人占めできないけれど(発想が子供)、わかちあう喜びを感じています。オットの弟妹たちも喜んでくれるので作りがいがある。
ここ数年の夏の酷暑、にもかかわらず子供は外で遊びたがるので毎日必ず散歩や公園に出かけ、大人がヘロヘロ…そんな時、帰宅して飲む梅ジュースがもうほんとに救いで!これがあるからやっていける!
夏の間は去年の分を飲み、なくなる頃になったら今年の分が漬け上がっているという算段です。さー今年も梅仕事だ!
昨年の自分の記事、[2016梅仕事] 梅ジュースと梅酢を梅3kg分漬けました を参考に、今年の材料の分量を決めてamazonからぽちぽち仕入れをしました。サンキュー去年の私。
昨年の反省と、今年の方針、それから簡単な注意事項を箇条書きに。
・ 砂糖はしっかり入れたほうが梅エキスがしっかり抽出される
・ 梅ジュース多め、梅酢少なめ
・ 梅は洗って瓶ごとに小分け冷凍(ビニール袋に2L梅酢、などとメモしておく)
・材料やびんの準備は梅が届く前に!
そうなのです。砂糖はしっかり入れたほうが梅エキスがしっかり抽出される!
なんとなく「甘さ控えめ」のほうが健康に良いような気がして、今まで梅酒も梅酢も砂糖を減らしてました。でも去年、ちゃんと果実と同量の砂糖を入れた瓶も作ってみたら驚き、梅がしわっしわなの!お砂糖多いほうが梅しわっしわ!ちゃんとしっかりエキスが抽出されていたのです。お砂糖を果実の半分の重さに減らした方はまだぷりぷりしてた。数ヶ月待っても変わらずだったので、最初が肝心ですね。
なので、今年はしっかりめに入れることにしました。果実の重さの8~9割くらい。
そうして計画を立て、実際の分量がこちら。
2017年梅ジュース、梅酢メモ
・梅が届いた日:5/31水、その日に洗って冷凍。
・漬けた日:6/3土
■3リットルびん梅酢
梅:1400g(ちょっと多かった)
砂糖:1100g(黒糖600 粗精糖500)
黒酢:1200g(あと200ml入りきらず)
■2リットルびん梅ジュース1
梅:700g
砂糖:600g(黒糖300 粗精糖300)
黒酢:90g(何となく多めに)
■2リットルびん梅ジュース2(1とほぼ同内容)
梅:700g
砂糖:600g(黒糖300 粗精糖300)
黒酢:70g
■1.5lびん梅ジュース
梅:500g
砂糖:400g(黒糖200 粗精糖200)
黒酢:75g(何となく多めに)
(■900mlびん さくらんぼ酢
(まだ漬けてないです、さくらんぼが安くなったら漬けようかな)
さくらんぼ:400g
粗精糖:200g
りんご酢?:300g/果実と同量のつもり)
材料合計(さくらんぼ除く)
梅 3300g
黒糖 1400g
粗製糖 1300g(+さくらんぼ用200)
黒酢 1255g
(りんご酢 300g)
そして、数ヶ月経って熟成したら、梅を抜いてびんを移し替える段階(この時液体は沸騰ギリギリまで火を通して消毒する)で、梅酢とジュースをある程度混ぜちゃおうかな、と思っています。梅酢だけだとすっぱすぎるけど梅ジュースだけだとがぶがぶ飲めすぎちゃってもったいなくて、いつもブレンドして飲んでいるので、もう最初から混ぜとこうと。
今年はうちの子タロー3歳と一緒に作業しました。楽しいな。
迫りくるぷにほっぺ。瓶の上から味見をしようとしています。飲めるのは数ヶ月先だとわかってくれているだろうか…一応説明したんだけど。
さて来年気をつけたいメモをいくつか。
・黒糖の中の乾燥剤!
袋をがさっと逆さにしてびんに入れたら中に乾燥剤も入ってしまい、子供が指摘してくれて(これなーに?)気づいて危機一髪でした…うおお1瓶まるまるダメにするとこだったー!
・ヘタを取るのはやはりつまようじ
爪楊枝だとポキポキ折れてキリがないので途中から千枚通しにしてみたのですが、それだと梅を傷つける…傷つけないように遠慮してるとヘタがちゃんと取れずにやり直し、で結局手間暇かかってしまった。傷つけちゃった梅はヘタのあたりがだいぶ茶色くなってしまっていて、熟成に支障が出ないといいんだけど。
なのでもう、梅仕事の時はつまようじめっちゃ使い捨てる覚悟で(覚悟がいるほどのものか?)。
こんなところかな。飲むのが楽しみだー。
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仕入れメモ。
梅はこちら、和歌山のあんしん農園さん。毎年お世話になってます!去年までは「わけあり梅」という商品名だったけど、「無選別」という名前になっていました。
■有機肥料で育てた青梅(無選別1kg) :Aoume-C01:あんしん農園 – 通販 – Yahoo!ショッピング
以前も書いたけれど、梅は傷みやすいので届いたらすぐに作業に取りかかれるよう、びんや砂糖、お酢など他の材料は5月のうちに仕入れておくと良いです。
黒糖、黒酢などはこちら。
amazon定期便で746円。普段使いしてる開けたばかりの黒酢もあったので新規には1本だけ注文。
amazon定期便で532円。
¥ 1,648(1袋329円)
去年の黒糖が0.5袋ほど余っていたのと、黒糖100%のびんをやめて全て粗製糖と半々にしたので(はちみつと同様、黒糖も乳幼児には気をつけた方が良いと知り念のため)、300g一袋余りました。また来年に回そう。
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関連あひる
■June 22, 2016 梅ジュースと梅酢を梅3kg分漬けました [2016梅仕事]
■June 24, 2013 わけありなのに素晴らしく美しい梅が届いた!日本酒梅酒と梅酢をしこたま漬けました [2013梅仕事]
「梅はすぐに傷むので、びんや砂糖などを事前に揃えて待ち構えるべし」等お役立ち情報。
■May 21, 2013 今年は日本酒梅酒と黒糖梅酒を漬けてみたい、準備編
■June 09, 2011 年代物の梅酒を若い梅酒に入れるといいらしい
2009年にも梅酒。
■August 31, 2009 果糖で作った梅酒その後、そして自家製ジンジャーエール
■June 16, 2010 去年の私の梅仕事
小ネタ。
■June 04, 2013 梅酢とオットくん
■June 10, 2012 3年前に漬けた梅酒を久しぶりに飲んでみたらすごく美味しくて、
だいぶ昔の記事。
■January 20, 2007 コーヒー焼酎とラム梅酒
■February 11, 2005 ロック用の丸い氷♪(ウォッカ梅酒とラム梅酒)
だいたい5年おきに一升漬けている歴代メモ。
・2013年:日本酒(3年でさっぱり爽やか)
・2009年:黒糖焼酎(1年でさっぱり飲みやすく、3年でまろやかに)
・2003年:ラム梅酒(2年でまろやかに)
・2002年:ウォッカ梅酒(わりとずっときつかった)
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いつも楽しく拝見してます。
オットさんのご家族が優しくってあたたかくって、ほっこりさせていただいてます。
梅仕事ですが、爪楊枝でなく焼き鳥の串(竹串)を使うと、折れずに傷もつけずに済んで楽ですよ~。
梅ジュースも梅酢も、夏のお供です。大好きです。
ROMI子さん
いつも読んでくださっているのですね、ありがとうございます!とっても嬉しいです。
た、竹串!!
なるほど~~、ていうかなぜ思いつかなかったんだろう。ありがとうございます!来年からは竹串にしよう~。
梅ジュースに梅酢、良いですよね。特にここ数年の猛暑を乗り切るのに不可欠になってます。