し、知らなかった!
すいません自分的に驚いて調べたメモです。そしていま朝ドラで柳楽優弥くん、一人だけ違う漫画家が描いたゲスト出演キャラみたいに顔が濃いのと、強引なのにさりげなく優しくて可愛くて色っぽいという少女マンガのキャラみたいに完璧超人すぎるのとで目が離せません。どことなくあまちゃんミズタクの時の松田龍平を思い出す女心わしづかみキャラ。かっこよすぎる。さっきも画像検索して1スクロールごとに「かっっっこいいなあ」とつぶやいてしまいました(本当)(誰も疑ってないから)。
もとい(ごほん)。
きっかけはこちらの記事。
■田中裕子の魔性について考えてみた「まれ」8話 – エキレビ!(1/2)
(ネタ元:clione clitiques)
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映像だと、土の匂いのする生活感ある女性をリアルに演じている田中が、舞台だと妖精か女神かと思うばかりの透明な光を放つのです。それは、村上春樹の小説の映画化「海辺のカフカ」(蜷川幸雄演出、12年)の初演でも発揮され、謎多き佐伯さんを、母のように、ファムファタールのように、宇宙のような懐の深さで演じていました(再演以降は宮沢りえにバトンタッチしています)。
柳楽優弥演じるカフカと結ばれるシーンも実に神々しかったのです。
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んな!?なにゅうん!?
と思って検索検索。
観た方の感想。とても詳しくて、舞台の雰囲気がよくわかりました。
■5/5「海辺のカフカ」を観ての感想 その1: 「受身の趣味録」
こちらも観た方の記事。感想よりは情報の方が多く、舞台化の背景などを知ることができました。
■「海辺のカフカ」 – るりとうわた
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脚本は、08年に米シカゴで初演された舞台「海辺のカフカ」(フランク・ギャラティ脚本・演出)を邦訳したもの。いわば逆輸入で、平塚隼介の訳は村上らしい文体になっている。
「戯曲にするのは難しいし、村上さんの許可も出ないと思っていたが、ギャラティ版を読んだら上手に構成してあるので上演を打診し、許可を得た」という。
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そして公式サイト。なんと!再演では佐伯さん役を宮沢りえさんが!!うわあああ、世界で一人の完璧な恋人を失い、永遠に少女のまま止まった時の中に閉じ込められてしまう女性、似合いすぎる。
■海辺のカフカ(公式サイト)
宮沢りえさん、ハルキ作品では『トニー滝谷』もとっても素敵だったなあ。
やー、いいものを見た。いいこと知った。メモでした。
それにしても柳楽くん、ほんとキーチだなあ…。新井英樹『キーチ!!』小学生編の頃から柳楽くんキーチすぎる、とあちこちで言われていましたが、大人編のキーチにもそっくりすぎる。島本和彦先生の『アオイホノオ』との親和性もすごかったし、マンガ顔なんだなあ。マンガのように端正な格好良さというのか。絢爛美麗な絵柄で知られている清水玲子さんがリバーフェニックスをデッサンの参考にすることがあると昔コミックスの巻末エッセイで書いてらっしゃったのを思い出しました。ううむ、2015年の柳楽くんはリバーフェニックスを彷彿とさせる豊潤な端正さである(美男ソムリエか)。