通っているヨガ教室で、最近座学の時間が加わりました。ヨガの前に10分ほど、先生がヨガの歴史や理論、また、身体を動かす際の筋肉や骨格の仕組みなどについて簡単に解説してくれるのです。超面白い。人間の身体超合理的にできてる。
こんな筋肉図を見ながら説明してくれるのですが、初回の時先生が、
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先生「なんか、こういう図って大抵マッチョで、普通の体型の人じゃないんですよねえ。ポーズもこう、皮をむかれても筋肉をアピールしたい的な( ´∀`)」
って言ってたのが超ツボでした。ほんとですね!
まあひょろろんとした人がメガネかけながらPCに向かってる筋肉図だとちょっとその、どこがどういう働きをしてるのかわかりにくいんでしょうけども。
それにしても本当に、身体って良く出来てるんですねえ。例えばすごく興味深かったのが、呼吸をするための筋肉っていうのは、腕と連動しているんだそうで。呼吸って生物の生命維持にとって絶対必須な、停まってはいけないものなので、身体の中で一番良く使う腕の筋肉と連動させることで、普通に腕を使いながら生活しているだけで(掃除機かけたり、物を運んだり)呼吸筋も自然と鍛えられる仕組みになっていると。お、面白い!
腕を効果的に動かすと、呼吸が深く楽になって、そうすると全身に酸素が巡るので、いろいろと調子が良くなると。んー繋がってらど。
それから、基本的に脳を守り、機能させるためにすべての神経や血管、筋肉、骨格などが配置されているんだそうで、この辺の仕組みもすごく面白いです。よくできてんなあ。こういう授業をもっと学校の保健体育でやったらいいんじゃないかしら。まあ若い頃はこんなふうに興味持てなかったかもしれないけど。大人になってからする、いろんなものの基礎的な勉強ってほんとに面白いなあと思います。
先生の説明を聞いていて、ハチクロを思い出しました。美大でもデッサンのために骨格や筋肉図の勉強をする、というシーンがあってへええ!と思ったものです。絵を描くにしろ身体を動かすにしろ、理論というか基礎というか、対象物の成り立ちを知ることって大事なんだなあ。
ここの筋肉や骨格がこういう仕組みになっているから、こう動くとここがこう伸びる、みたいなイメージを頭で描きながら身体を動かす方が、正しい姿勢を取りやすいし効果的なんだそうです。実際先生の説明を聞いてから動いてみるとよくわかる。面白いなあー。
うお、これ超面白そう!
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