マンガノゲンバ、いくえみ綾と成田美名子2本立て見た



なんとびっくり、あらかじめ知っていた2作品、
『潔く柔く』(いくえみ綾りょう
『花よりも花の如く』(成田美名子)
これだけでなく、『シュガシュガルーン』(安野モヨコ)もちょっとだけ取り上げられました!どんだけ豪華ラインナップなの!


シュガルンは13歳の女の子からのお便り、という紹介だったので何だかなお嬉しい。今までモヨタン好きだった20代30代だけじゃなく、ちゃんと10代前半の少女たちも読んでくれてるのだな~。
ちなみにもうひとつちょっとだけ紹介された作品は『ピーチガール』(上田美和)でした。
読んだことはないのですが、この人も長く描いておられますよね。

『花花』の説明はなかなか丁寧でした。お能の舞台の映像も交えたり、作品の魅力をうまく伝えられていたように思いました。作者成田さんのお話も多く入っていたし。余計なことですが(?)デコルテゾーンがキレイ!!と思ってしまった。お着物も素敵だったけど洋服もかっこよ可愛い雰囲気でした。
花よりも花の如く(成田美名子)

『潔く柔く(きよくやわく)』のほうは、どうかな。。同級生が突然事故でしんでしまうところからスタートする話なので、何だか。。あらすじ説明を見ていて、最近よくある”泣ける”がキャッチフレーズの薄っぺらい話と区別がつかない感じになっちゃってるような気がして、心配になってしまいました。「あーヒトしぬハナシ系?ふーん」みたいな。
ぜ、全然違うので。。読むとすごいので。
あらすじではそんな危険な感じもしましたが、解説ではわりと内容を説明してくれようとしてたような。
ただ、気になったのは「女の子の気持ちが」とか「女性にとって」と強調していて、スタジオでも女性3人が「キャア切ない~」と声を上げていて、司会の男性はきょとんとしてる、みたいな構図になっちゃっていたので、何となく、作品のイメージとのずれを感じてしまいました。あれだと一見、女の子の気持ちばっかり描いてあって、女の子が読めば面白い、けど男の子にはワカンナイ、みたいなかんじに思われそう。。
私がいくえみ綾のマンガを読んで一番びっくりしたのは、男の子がすごくきちんと描けてることだったんですよね。最近ではそういうマンガも珍しくないけど、私が中学高校くらい(10~20年前とか)の少女漫画に出てくる男の子って、立て看みたいな薄っぺらいキャラが多かった気がする。ちょっと乱暴で不良っぽいけど優しいの(はぁと)。そんだけ。っていうか。そして必ず主人公を好きになってくれるの。みたいな。人格がないの。オンナのご都合主義っていうか。
そんな中いくえみの描く男の子は、周囲の登場人物たちがやることにちゃんと悩んだり戸惑ったりして生身な反応をしていて、キャラ立ってたんですよね。そこにびっくりした覚えがあります。そこは今も健在です。
番組の中では何だか典型的少女漫画、女性向けマンガ、という紹介のされ方だったように感じて、ちょっともったいなかった。良質で繊細な物語なので、男女関係なく楽しめると思いますよ。
とちょっとぜひ補足させて頂きたく。
『潔く柔く』の中にも他の短編などにも、男性が主人公の作品も多いです。まあ実際生身の男性がそれ読んでどう思うかはわからないけど。。結局は性別じゃなくて趣味とか相性な気もしますが。


潔く柔く 6巻が今月22日発売ですね!新刊がものすごく待ち遠しい作品のひとつなのでちょー楽しみ!!
**関連あひるリンク**
**成田美名子さん**
ご本人とお話出来て感激原画展は本当に素晴らしかった花花のススメ・4巻ニューヨーク編素晴らしいお能の話など
**いくえみ綾**『潔く柔く』3巻を中心に全体のオススメ記事いくえみ綾『カズン』と安野モヨコ『脂肪という名の服を着て』怒濤のいくえみオススメ作品ガイド『バイ・アンド・バイ』『潔く柔く』4巻『潔く柔く』2巻
**安野モヨコ:シュガルンのススメ1その2最終巻特装版!なかよし全プレバッグ
そうそう!なかよしの新連載『月光ヒメジオン』も読みましたよ!(またなかよしを買った。32歳。。)
**マンガノゲンバ、新井英樹『RIN』の回も見ました。

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