不確かな「紅茶の常識」に切り込んでゆく騎士のように

雪に煙るノイシュバイシュタイン城。ドイツにて。紅茶の入れ方を調べていたら、常識にとらわれて盲目的に行動してしまうことの愚かさやら、日本人の国民性やら、なんだか哲学的な問題について考えてしまいました(思)。
昨夜一生懸命書いた「リーフの紅茶をおいしく飲みましょう♪」という記事ですが、その後の調べにより数カ所修正を加えました。皆さまごめんなさい~。


修正のお知らせもかねて、私の間違いを正してくれたサイトがあまりに興味深かったためこちらで改めてご紹介させて下さい。
それは紅茶専門店ティーブレイク(トップページ)の、コラムの中の「紅茶の常識・非常識?!」という一連の記事。
まずは導入部より。
【「ゴールデン・ルール」「ジャンピング」「ポットのための一杯」「ベスト・ドロップ」などなど、「おいしい淹れ方」に関することだけでも色んな言葉が氾濫しており(中略)どのサイトを見ても、判を押したように、あたかも常識のごとく書かれています。(中略)
なぜか紅茶の世界では、おいしさとかけ離れた「決まりごと」が「こだわり」に置き換わってしまっていることが多いようです。】

と、疑問に思った著者のかたがちょっと検索してみたところ。
【日本で言われている『常識』は、世界では『常識』とされていない】
なっなにゅ~ん。
日本人の国民性=「勤勉で完璧主義」と「理由を考えず鵜呑みにしがち」なところがタッグを組んで、「これが決まりらしい」という情報だけが一人歩きしている状態のごようす。うっううむ。
 【一度頭の中の『常識』を空っぽにして、
 紅茶を気軽においしく飲んでみませんか?】

せっ先生っ(;*´Д`*)
というわけで。
攻め込みましょうそびえ立つ「紅茶の常識」という名の城へ。
「紅茶の常識・非常識?!:最後の一滴編」
これは私が勝手に実践していた「2つ目のポットに移す」奨励のお話ですね。
【大抵のポットは、カップ2杯分以上淹れるようにできているので(中略)カップ一杯分だけをおいしく淹れるのはとても難しいですね。
そうすると、一度に二杯分以上のお茶を淹れることになります。
でも一人で飲んでいると、二杯目が必要以上に蒸らされてしまい、どうしても濃くなり過ぎてしまいがちです。
薄過ぎてものたりない紅茶や濃過ぎて渋くなってしまった紅茶を飲んで、「なぁ~んだ、紅茶ってこんなものか・・・」と思われてしまったとすると、とても残念なことですからね。】

そうそうそうなんですよ。それで「紅茶っておいしくない」と思われちゃうと悲しいです。(あと喫茶店やレストランの紅茶もまずすぎ(泣)あれは紅茶じゃないっ)
【「紅茶を注ぎ切ること」を奨励するために「最後の一滴が一番おいしい」として作り出された言葉??それがこの「ゴールデンドロップ(ベストドロップ)」という言葉なのではないか】
なるほどお~。紅茶のおいしさを広めたいがための苦肉の策だった説、ですね。説得力があります。
「紅茶の常識・非常識?!:ジャンピング編(1)」
「ポットは丸いほうがよい」とは限らないお話。ううっ思いっきり信じてました(;;) 今後は丸くないポットもためらわず買えるわっ(おい)。
「紅茶の常識・非常識?!:ジャンピング編(2)」
ジャンピングは本当に必要なのかを検証するため、まず確認しておきたい2つのことのお話。
【「どうしてジャンピングが起きるか」
「人はどんな紅茶を『おいしい』と感じるか」】

「紅茶の常識・非常識?!:ジャンピング編(3)」
【そもそも「ジャンピング」って必要なんでしょうか?
結論から言うと、私は「必ずしも必要ではない」と考えています。
(中略)
ジャンピングが起こるか起こらないかは、茶葉を浮き上がらせるだけの空気が茶葉に付着するかどうかの問題であって、おいしさに直接結びついている訳ではないのです。】

おおお~~、そっそうなのかー。
【さて、ではどうして多くの人が「ジャンピングした方がおいしい」と感じるのでしょうか?
(中略)
ジャンピングしない原因とおいしく淹れられない原因が混同してしまっているのです。】

詳しくはリンク先に書かれているのですが、そうかあなるほど~~。もう感心しっぱなしですさっきから。
 *  *  *  *  *
いやあすっごい面白かったです。目からウロコがすぽぽぽぽーんてなもんでした。
皆さまいかがでした?こういう「常識」に疑問を抱いてずんずん調べていくさまって、わくわくしませんか?『ダヴィンチ・コード』か『アク・アク』かってかんじで。
疑う心と柔軟な姿勢を忘れてはいけないな、と思いを新たにした冬の日でございました。

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3 Replies to “不確かな「紅茶の常識」に切り込んでゆく騎士のように”

  1. トワイニングのフレーバーティー、ここがおいしいの巻

    さてTWININGのフレーバーティーがamazonとASKULにあって感激!と書きましたが、再三にわたり好きとかナイとか言ってきたけれど「どこがどうおいしいのか」という肝心の点についてあんまり言及していなかったなと気付いたため。
    書きまーす。

  2. 紅茶のおいしい淹れかた、飲みかた、楽しみかた

    ここ数日寒いですね!東京でも雪降ったし。
    こんな日は淹れたての紅茶でも。
    紅茶のゆるい貴公子(褒めてます!)、ひらたさんの紅茶の淹れ方記事にリンクを貼らせて頂きます。
    ■紅茶を美味しく飲むコツ : ライフハッカー[日本版]
    上の記事に関する解説的エント…

  3. 本場インドの豪快すぎるチャイの淹れ方

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