ひとつ前の「自転車から伸びてくる小さな手」に関連するようなしないような。
あのね、先日定食屋さんでランチ食べたんです。久しぶりの一人外食。そしたら有線でユーミンのね、『やさしさに包まれたなら』流れてきたんです。あの名曲いや私も好きなんですけども、でも歌い出しにね、ずうっと引っかかっておりまして。ええ。例のあれです。皆さんご存知の。
小さい頃は神様がいて不思議に夢を叶えてくれたユーミン勢と、一方、生まれ落ちて最初に聞いた声は落胆のため息だったりする中島みゆき勢ワイ。
すいませんほぼこれが言いたかっただけ。中島みゆき勢ワイ。傷つけるための爪だけが抜けない棘のように光る空からもらった贈り物がこの爪だけなんてえ〜〜!のとこでキャッツみたいな動きしちゃう(いつ?カラオケで?いや一人で歌ってる時ですが?)。他にもね、恋人がサンタクロースだったりするのを隣のシャレオツなおねいさんが教えてくれたのが本当だったと今はわかる、今夜背の高いサンタクロースが私のうちにもくるのがユーミンなら中島さまの世界では私の戸を叩くのは別れの気分に味をしめた男だわ飾り済ました街中を赤い光が駆け抜けて付き添いの誰もない女たち運ばれてゆくわ。情け容赦も遠慮会釈も無し。お時間拝借ーーゥ!!すいません急にどうかしたのかと思われるかもしれませんが中島様の伝説のラジオ番組のタイトルが『お時間拝借』って言いましてね?まあどうかしてはいるのですけども(しとるんかい)
まあそれはいいとして(全然いくない)。中島様側の世界に生まれ落ちてしまったわたくしとしては。虐待の世代間連鎖があるのかないのか気になってしまう機能不全家庭育ちとしてはね。
やさしさに包まれていなかったなら、それを錬成すればいいんだろうな、と思うようになりました。ハアッッッ!!!て。錬成。だいぶ気合いいるけど。口で言うほど容易くはないですけども、それでも。
前に更年期障害と漢方の時にも書きましたが、私ずいぶん幼い頃から眠りが浅くて。布団に入ってもなかなか眠れないし、夜中必ず目が覚めるし、それでずいぶん怖い思いや寂しい思いをした記憶。でもうちの子すごく寝る子で。ほぼ毎晩刺さってくるんですが本人は熟睡。お布団入ってほどなくスヤァ…と熟睡するうちの子の隣で寝息を聞いていると、私も安らかな気持ちになるのです。