としまえんに行ってみたい彼女と行きたくない彼氏の会話、閉園後も14日までグッズ販売継続![としまえん閉園]


これから書くのは2020年2月頭、としまえん閉園のニュースが出始めた頃のテーブルのお隣さんの会話です。いつかブログに載せよう載せようと思っていたらとうとう閉園を迎えてしまった…。

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久々にごっついハンバーガー食べたくなってごっついハンバーガーのお店に行ったらですね。隣の席にお若い男女が座りまして。雰囲気的に、たぶん付き合ってるわけじゃなさそう。友達かな?先輩後輩?女の子の方は主に敬語で、だけどお互いにくだけたフランクな感じで。
そんな2人が、注文し終えたあたりでおもむろに、

彼女「ね、いきましょうよ」

彼氏「え〜としまえん〜?」

としまえん〜?
折しも閉園のニュースが話題になってましたよね(2020年2月頭当時)。このお二人の会話が、内容もさることながらテンポ良くてお互いの発言へのレスポンスも楽しくて、もうすっごい聞いちゃいましたすいません。

付き合ってはいなさそうなんだけど、文字数などの便宜上、彼女、彼氏、と表記させていただきます。彼女は敬語のわりにぐいぐいいってる感じ。彼氏は彼女の言うこと(としまえん行きたい)をいちいち否定しつつもニュアンスが柔らかいというか、面白がりつつやれやれといなしてる感じ。

さて。
彼女は行ってみたいらしい。としまえん。

彼氏「なんで行きたいの?」

彼女「行ったことないから!」

彼氏「いいよ行かないで」

彼女「いやいやいや!」

彼氏「じゃあさ、俺が西武園行きたい!行ったことないから行ってみたい!って言ったら?」

彼女「いいっすよ行かないで」

彼氏「それだよ。それが今の俺の気持ちだよ」

彼女「ああ〜」

彼氏「別に全然大したとこじゃないから」

彼女「でも、なんかすごいアトラクションあるんですよね?」

彼氏「ねえよ(笑)」

彼女「でも私調べたんです!」

彼氏「調べんなよ(笑)」

彼女「なんか…すっごいジェットコースターあるとか(手でぶーんとジェットコースター)」

彼氏「どこ情報だよ(笑)」

私も隣で「ねえよ」って思いました。どこ情報だよ。検索間違えてるよ。

彼氏「あそこに行って楽しめる人はさ、ディズニーランドとか行ったことない人だよ」

彼女「ええ〜」

彼氏「比べてしまう生き物なんだよ人は。だって比べないでいられる?」

彼女「大丈夫ですよ!別物でしょだって」

彼氏「わかってるなら行かないでいいじゃん」

ここで衝撃?の事実。

彼氏「区民が言ってるんだからさ。行かないでいいよ」

彼氏くん、練馬区民だった!!

彼女「区民なら応援しましょうよ!」

彼氏「いやもういいって。子供の頃は行ったけどさ〜」

彼女「えー!ほらー!」

彼氏「いやいや…なんかね、安くなる会、とかあったんだよ。なんだっけ…」

木馬の会…木馬の会…(テレパシー)

彼氏「木馬の会」(通じた)

彼氏入ってたんか。私も入ってたぞ?

彼氏「500円とかで入れんだよ」

よく覚えてんな!

彼女「子供の頃の思い出の場所でしょ?だったら応援しないと!」

彼氏「いや近所で安かったし、子供だから他に行くとこなくて行ってたんだよ。だから今わざわざ行くとこじゃないってほんと」

いやそこまで言うことないんちゃう?趣があっていいとこだよ?と謎の擁護したい気持ちになっているところへ、さらに彼氏くん爆弾発言。

彼氏「…もうさ、早くハリーポッターになっちゃえばいいと思うよ」

彼女「そんなー!!ダメですよー!!」

そうよそれ言っちゃダメですよー!!

彼氏「なんでだよ(笑)」

彼女「だって日本最古のとかでしょ!?ハリーポッターは別に、海外のものじゃないですか!何もとしまえん潰して作んなくても。もっとちゃんと日本として、残しておかないと」

彼氏「あー、そういうふうに大きく考えちゃった?」

彼女「ほら…花やしきとか!あんな感じで!」

確かにわしもそう思う。何もあの場所をハリポタパークにしなくてもいいと思うんじゃ。すぐ人こなくなるって。

彼氏「いや来園者数とか全然いないと思うよ。だから潰れるんじゃん」

彼女「いやっ…じゃあ、貢献しないと!来園者数に!(自分と彼を指差し指差し)」

彼氏「この2必要?(指差し指差し)」

彼女「こう…草の根!的な!」

彼氏「じゃあもういいから、一人で行って確かめてきなよ」

彼女「それはな〜。やっぱ区民の人が一緒じゃないと」

彼氏「別にいいよ一緒じゃなくて」

彼女「こっちにこれあるぜーって。案内してくださいよ」

彼氏「覚えてねえし」

いや絶対覚えてるだろ彼。だって木馬の会で入場料が500円になったことまで覚えてるんだよ?絶対脳内マップ完璧だろ。

しかしこの後、実際区の財政とか圧迫してんだと思うよ、時代だよ、と彼氏さんが言い、彼女もあ〜財政か〜、と納得?しそうになってるところでお隣にもハンバーガーが運ばれてきて残念ながらこの臨場感と地元感あふれるとしまえん談議は中断してしまいました。めっちゃ面白かった。こうして書き起こしてみると、単に彼女が彼氏をデートに誘いたがっているだけのようにも思えなくもない気もしてきたけどいやそんなことないか?なんでもラブに結びつけるのも無粋か。

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以上が、今年2月に遭遇したお隣の会話です。楽しいひとときをありがとう!!お若いお二方。
そしてとしまえん、閉園前に子供を連れて行きたかったけれど、行けないままでした…理由は色々、コロナへの警戒心、コロナによる学校の過酷なカリキュラム(夏休みが短かった)、さらに過酷な暑さなどなどで躊躇しているうちに入場券は予約完売状態になってしまっていたらしく。行きたかったなあ。

もしも私の身にもタイムリープが起きてこの日この時この場所の2人にもう一度会えたなら、席を蹴って言うのに。いいから今すぐ行ってこい!2020年2月の頭だから信じられないとは思うがまもなく世界は大変なことになるんだ、おいそれと遊園地のような人が集まる場所には行けない世界線が来てしまう。君たちもこうして向かい合っておしゃべりしながらハンバーガーなんて食べていられなくなる世界が。そして閉園間際で需要が高まっているにも関わらずコロナ対策の方を優先して精一杯やってくれた園の英断により入場制限がかかって、行きたい人も入れなくなってしまうんだぞ!!
今すぐ行け!!と。

絶対信じてもらえない自信がある。自分も信じない。もしかしたら彼女の方はちょっと信じてくれるかもしれない。でも彼氏の方は信じてくれなそう。
彼女「え、マジっぽくないですか?」
彼氏「いやいや、ないでしょ(笑)」
彼女「いっときますか!」
彼氏「いかないって(笑)」
みたいな感じで。すっかりキャラが立ってる。ありがとう通りすがりのお二方。どうですかその後行きましたか。行けましたか。

最後にリンク集を貼っておきます。

閉園する『としまえん』に「水プリンター」なる謎マシンが闊歩してる – Togetter


「これ録りながらちょっと泣きそうになったね」

これ見ながらちょっと泣きそうになったよ!!ガヤガヤした賑やかな声も館内放送の声も、一瞬にしてすごく遊園地感、としまえん感が味わえた!!ありがとうございます…!


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「ちばてつやプロダクションが練馬区にあり、ちばてつや先生が練馬区名誉区民」!!そうだったのか!!


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プールが!プールが!


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【練馬区】2020年8月31日、「としまえん」が94年の長い歴史に幕を下ろしました。 | 号外NET 練馬区

!!グッズだけまだ買える!?

2020 としまえんオリジナルグッズ |水と緑の遊園地 としまえん

新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防を目的とした入場制限や、売店混雑により、ご希望の商品をご購入いただけなかったお客さまのために、期間限定ではございますが、引き続きご購入いただける機会を設けさせていただきました。ぜひご利用ください。

販売日
9月1日(火)~14日(月)まで

販売時間
10:00~16:00

可愛い!!ほしい!!
でも本日10時から長蛇の列とのツイートが!!
もう売り切れちゃいそうだな…転売ヤーもたくさんいるんだろうな…(すでにメルカリに出回っている)
ツイッターにもネット販売して欲しいとの声がちらほら。してくれないかなあ…





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カルーセルエルドラドの絵本も出ていたらしい!!完売!!

2017年9月 絵本「カルーセル・エルドラド」 |水と緑の遊園地 としまえん

長い時を超え回り続けてきた
国内最古級の回転木馬
「カルーセル・エルドラド」の物語。

回転木馬「カルーセルエルドラド」は出会いと別れを繰り返し、2017年に生誕110周年を迎えました。
この物語は今もなお“としまえん”で回り続けている「カルーセルエルドラド」の歴史をもとにしたお話です。
絵本を通して、親子で一緒にあたたかなふれあいを感じてください。

題名
「CAROUSEL EL DORADO カルーセル・エルドラド」

作者
文・おだしんいちろう
絵・こばようこ

価格
1,100円(税込)

発行所 株式会社 豊島園
編集協力 株式会社 フレーベル館
企画 カルーセル・エルドラド生誕110周年記念プロジェクト


練馬区の図書館などに行けば読めるかも…
「カルーセル・エルドラド」~「としまえん」 – 練馬区(PDF)

おお!スイカペンギンのあの人が!!これもとしまえん絵本か!!


ペンギンのゆうえんち
さかざきちはる
WAVE出版
2014-10-03



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2010-08-15 としまえんの回転木馬「カルーセルエルドラド」が機械遺産に認定

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開業当時、1926年の豊島園の様子。
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