としまえんの回転木馬「カルーセルエルドラド」が機械遺産に認定

へえへえ！
子供の頃一番近所の遊園地だったし、木馬の会にも入っていた身としては見逃せないニュースです。
■としまえんのメリーゴーランドは現存する日本最古の遊戯機械 | DDN JAPAN (DIGITAL DJ Network)
■【機械遺産 第38号】 としまえん「カルーセル エルドラド」 : 《認定》機械遺産ギャラリー　～日本の産業発展に貢献した機械たち～

開業当時、1926年の豊島園の様子。こんなに昔からあるんだ！！
■豊島園


すごい！！

■カルーセルエルドラドの歴史（としまえん公式サイト）
■としまえんの回転木馬「カルーセルエルドラド」が機械遺産に認定 – としまえんニュース – としまえん 水と緑の遊園地

画像検索で訪れたこちらのサイトの写真がまた素敵でした。
そうそう、としまえんのエルドラドって緑の中にあるんですよねえ。
■としまえんのアジサイと模型列車-練馬区の　素敵な風景　１００選

子供の頃の記憶ですが、このとしまえんのカルーセルエルドラドで、ミュージカルみたいな催し物をやったことがあったんですよね。
季節がいつかは定かでないのですが、夕暮れ時、少し陽がかげり始めた頃、早めに席に座って開演時間を待つことになったんです。たぶん遊び疲れたんでしょうね、家族と一緒に、エルドラドの前に並んだあのぼろっちいベンチに座って、何となくエルドラドの方を眺めながら。
演目の準備のために人を乗せるのをやめていたんでしょう、確かエルドラドは動いていなかったと思います。木馬や馬車や、マリーアントワネットやモーツァルトみたいなきらびやかな人形たちがそこにじっと佇んでいて、あたりはだんだんと暗くなっていって。
そうしたら、そろそろ照明が点ったかと思ったその時、今まで微動だにしなかったエルドラドの中の人形たちが突然、輪を離れて自由に動き始めるではないですか。
はじめは少しずつ、かくかくと手足や首を動かしながら、オルゴールの人形のようにくるくると回り出したりして。
回転木馬の中ですっかり馴染んでいたフランス貴族のような服装の人形たちが、実は開演前からスタンバっていた役者さんたちだったんですね。
確かに今回改めて写真をいろいろ見てみましたが、カルーセルエルドラドの中には馬やぶたはいるけれど、人間はいないんですよね。中央上方に、船の舳先のように女神像が飾られてはいるけど、地上にはいないの。
（エルドラド画像集：ヒロのフォトギャラリー メリーゴーランド としまえん２）
その、人形が動いた！というインパクトがすごくて、とても鮮明に覚えているんです。
鮮明に、とは言っても細部は全然事実と違ったりしているかもしれないですけどね。そのままたぶんミュージカル的なものが始まったはずですが、ストーリーはまるっきり忘れてしまいましたし。
ただ、最後のほうはよく覚えています。
すっかり夜になって、黄金色に眩しくライトアップされたエルドラドを背景に、歌とお芝居がおそらく最高潮に盛り上がるあたりだったのでしょう、そこの歌詞が “1980年　1980年” だったんです（まだ歌えるよ）。
ということは、たぶんその年が1980年。1975年生まれの私が、5歳の頃の記憶なんでしょうね。
小さい子と接する時に、このことをたまに思い出します。5歳の頃のことをこれだけはっきり覚えているんだから、この子もひょっとしたら今日のことを何十年後にも覚えているのかもしれないな、と。

ミラクル☆トレイン ~大江戸線へようこそ~ 4 [DVD]
出演：KENN
アニプレックス(2010-03-24)
販売元：Amazon.co.jp
クチコミを見る

ちょっとすてきな子供の頃の思い出話だったところ恐縮ですが、大江戸線やら他各線の駅がイケメンに擬人化されてキャッキャウフフしていた誰得アニメ『ミラクル☆トレイン ～大江戸線へようこそ～』に豊島園先輩が登場するのは第8話「小さなお客様」ですよ☆？
すっかり慣れ親しんでいたつもりだったとしまえんの豆知識がいろいろと盛り込まれていてとっても面白かったです。としまえんに興味や思い出がある人で腐女子耐性がおありの人にはぜひおすすめですよ。