ドラマ『宮本から君へ』11話感想、回転土下座やってくれました!



やってくれましたね〜!回転土下座!
意味がわからないと思いますがそうとしか言いようがありません。原作では劇中で言ってます「回転土下座!」って。
でももうちょっと盛り上がって欲しかったかな。「回転土下座!」の声もなかったし群衆の歓声もなかった。新井作品の特徴でもある、その場にいあわせたその他大勢の人たちの熱いヤジが、今回のドラマではどの場面でもわりと控えめなんですよね。ちょっと寂しい。

原作では回転土下座の時、もっと人だかりができて、もっとみんな「がんばれよー!」みたいに宮本を応援しちゃって、土下座で追いかけ回す尺ももっと長くて、島貫部長が見積書を書くよ!って言ったら野次馬の皆さんもうおおー!って盛り上がってくれるんですよ。
まあ、現実的じゃないですからね東京の真ん中でそれは。大阪ならともかく(大阪に偏見が?)。

ただあの勢いがあってこそ、周囲を巻き込んでいく有無を言わせぬ盛り上がりがあってこその宮本というか、あれが宮本の魅力に奇妙な信憑性を持たせているような気がするので、周りの人たちにただ静かに眺めていられると、なんかこう、宮本たちの空回り感半端ないというか、痛いというか寒いというか、ちょっといたたまれない気持ちになってしまうんですけど、大丈夫ですかね?ドラマ見てた皆さん熱かったですか?ならいいんだけど。
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