七年ぶり
春樹の新作ひらけども
吾子の夜泣きに三行でとじる冬
あひる
しかもKindle版なら暗闇で添い寝熟成中(添い寝には熟成期間が必要なのです。時には1時間ほどかかるのです)にも片手で読めるのにソリティアしかできないのです。春樹の新作を前にソリティア。やれやれ。
と初日は思いましたが、その後はしっかり寝てくれた後で読んだり、タローさんもうすぐ3歳がおやつに集中している横でページをめくったりしながら少しずつ読み進めています。
相変わらず不穏。そして面白い。もちろん「免色」さんで検索しました(作中の謎めいた登場人物の苗字。メンシキさん)。しかしもはやこの作品を読んで検索したという人たちの記事しかhitしないに等しい。発売前はこうじゃなかっただろうに、あっというまに元あったweb情報が押し流されてしまったのですね。すごいな。