観てきました。
映像作品としての完成度がすごく高くて、固唾を飲んで夢中で、集中して、時間を忘れて見入ってしまいました。
カメラ!撮り方がうまい。素材選びが雄弁。編集もシンプルで、静かで、伝わってくる。例えばですが、安倍総理の街頭演説の風景で、警備している一人の警官の姿に焦点を合わせたり、道を歩く小さな女の子のあどけない足元や、抱っこされている赤ちゃんの頭の端がほんの数秒映ることによって、そこにどんなたまらない気持ちが乗るか。
映画の中で何度も、気のおけない友人たちが代わるがわるカメラ(iPhone?)で撮り合う姿が出てくるので、編集もそんな感じで伊藤さんご自身やご友人たちで自主制作的にやったのかな、と思ったら、エンドロールで「編集」の項目のお名前は一人だけ、山崎エマさんという方で。検索してみたら、ああ!ドキュメンタリー映画『小学校〜それは小さな社会〜』の監督をされた方かあ!まだ見れてないのですが気になっていたのです。
■アカデミー賞ノミネート、ドキュメンタリー監督・山崎エマが語る日本の「小学校」という“小さな社会”から見えてきたこと WIRED.jp
以下、私がこの映画を観て考えたこと、感じたことを書いていきます(5500字)。
色々な理由から迷ったのですが、観た人たちの感想に、「辛い箇所も多かったけれどそれだけじゃなかった、観て良かった」という前向きな言葉がとても多かったことに背中を押されました。劇場に観に行って良かったです。パンフレットも買いました。これから読む。
(以下、映画の内容や、私自身が経験した性被害にも触れる記述がありますのでご注意ください)
“伊藤詩織さんの映画『Black Box Diaries』、すごく面白かった、すごく。 [フェミニズム][まじめに]” の続きを読む

