商店街の音楽として地味に不適切なかんじの曲調

なんてことはない日常の小ネタ。なんだか久しぶりに書くなこんなの。
先日、普段あまり行かない商店街まで自転車で足を伸ばした時のことです。
あのー、商店街ってBGMかけてたりしますよね?街灯にスピーカーついてて、そこからピロピロとこう楽しげな、村上春樹が言うところのエレベーター音楽とでもいうのでしょうか。耳に残らないし障らない、あっさりとした音楽が。
それがそこの商店街では、こう…、アニメとかで何か事態が大きく動く直前の、静かに緊張感を煽ってくるような感じの音楽がですね、ずーーーっと流れていて。
お分りいただけるでしょうか。主人公がこの世界や事件の仕組み的な何かに気づいてしまい、頭の中で、あるいはそこにいる人物に向かってそれを語っている間にバックに静かに流れ始め、大抵は2~3小節で終わって、主人公が「だから!〇〇しないといけないんだ!」的な決意を表明すると同時に音楽も音量、曲調ともに俄然盛り上がる!的な。
その盛り上がりがいつまでもこない的な。ずっと長考中みたいな。
すごく落ち着かなかったです。
あの商店街でいつも買い物してるお客さんとか、お店のみなさんとかはいつもあんな終末的な気分を抱きながら、何かの予兆に満ちた毎日を過ごしているんだろうか。疲れそうだけど。ちょっとかっこいいけど。厨二か。



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