夏休みの自由研究的なもの。梅酒と梅酢を梅3kg分しこたま漬けた記事の経過報告です。
↑漬けた直後。
↑一週間後。
↑そして一ヶ月後。
しわっとしとる!しわっとしとる!
味もかなりまろやかになりました。けっこう減ってるのはけっこう飲んでるからです。
以下、来年以降のためのメモ。
梅酒はもう何度もですが、梅酢は今回初めてなのでいろいろ勝手が違って面白いです。
まず、最初の一週間はほぼ毎日ガス抜きが必要でした。空気抜き用の栓を抜くとぷしゅっと言う。一日抜き忘れたら勝手にはずれてました。でも漬けて一週間過ぎる頃にはぷしゅっと言わなくなって、数日おくとぷしゅっと言うこともある、というかんじに。気温の高低差も影響しているのかもしれません。
それから、漬けた当初は黒糖の方が早く溶けたように見えていたのですが、やっぱり黒糖の方が溶けにくいみたい。最初の1日2日は洗双糖(粗精糖)の方がしっかり底に溜まっていたのですがすぐに全体に馴染んで、逆に黒糖を入れた2つの瓶は、塊こそ漬けた直後に溶けてなくなったものの、ひと月経った今でもうっすらと底に澱のようなものが溜まります。なので、ガス抜きも兼ねて今も数日から一週間おきに振り振りしています。
そして衝撃の事実。
黒糖と黒酢の梅酢、漬けて数日で美味しく頂けてしまう。
戯れに味見してみたらショッキングな美味しさでした。りんご酢はさすがに酸っぱさの方が強かったのですが黒糖黒酢ヤバイ。美味しくてヤバイ飲み干す。2ヶ月もたない。危険を感じたので味見しないように我慢したり。
今回3種類漬けまして、
・黒糖+黒酢(黒っぽい色)
・黒糖+りんご酢(黒っぽい色)
・粗精糖+りんご酢(と純米酢と黒酢)(透明褐色)
正直黒糖にもってかれてて黒酢とりんご酢の差がわからない。飲み比べると黒酢の方が香りとコクがあるのかも。粗精糖(洗双糖)といろいろ酢は色も薄いし味もさっぱりめかも。
漬けて二週間後の頃に友人宅の花火見物パーティーに少し持って行った時には、黒糖黒酢はそのまま、粗製糖りんご酢にはあんずを煮た時のシロップとはちみつを足して子供用に甘めにしてみました。やっぱり甘いと飲みやすくて美味しいので、その後うちで飲む時にもりんご酢の方ははちみつを足したりしていましたがひと月経った今はだいぶまろやかになった。
次回作る時には、色も風味も違いがわかりやすいし黒糖黒酢と粗精糖りんご酢の二種類にしてみようかな。もう少し熟成が進んだらまた違う感じになっていくかもしれないので、確認しいしい楽しもうと思います。
それから、梅酢の梅は漬け込んだままの方が風味が増すらしい(梅酒は一年ほどで梅だけ抜いた方が良いとの説も)。そして一年くらいで飲み切るとよいらしい。
梅酒の方は、特に日本酒で漬けた場合は1~2年寝かせると絶品になるらしいのでこれも気長に待つとしましょう。
直後→一週間後→
一ヶ月後。
↑一週間後。
↑一ヶ月後。
小分け梅酢。
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だいたい5年おきに一升漬けている歴代メモ。
・2013年:日本酒(予定)
・2009年:黒糖焼酎(1年でさっぱり飲みやすく、3年でまろやかに)
・2003年:ラム梅酒(2年でまろやかに)
・2002年:ウォッカ梅酒(わりとずっときつかった)
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