何とも微妙なベッソン映画「アデル ファラオと復活の秘薬」(微量ネタバレ)

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出演:ルイーズ・ブルゴワン
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なんつうか、面白くなかったかと聞かれるとそんなことはないんだけど(観終わってからわざわざ巻き戻して面白シーンをもう一度観ちゃったりしちゃったし)、じゃあ面白かったのかと言われるともにょっちゃう(; ´_ゝ`)、何とも微妙な映画でした。ベッソン先生なにやってんすか。生涯に10本しか作らないんじゃなかったっけ。そのうちの1本がこれでいいんですか。それともこれは数えてないのかな?
ハムナプトラもB級だなーと思ってたけど、あれってちゃんとお金かけて真面目に作られてたんだな、と思いました。いやこれだって大真面目に作ってるんだとは思うんですけど。例によって作業用BGMとして録画している午後ロード的なTV洋画で観ただけなのですが、ちょっと面白かった…って言っていいのかな…というか何というかまあ、印象に残る作品だったので書き残しておこうと思います。


検索してみたら、感想書いてる方々の文章も面白かったです。
【映画評】アデル/ファラオと復活の秘薬 (2010) – 未完の映画評


予告編を見る限りでは女性版インディー・ジョーンズを思わせる本作だが、本編を観るとかなり趣が違う。
 舞台もほとんどがパリ市内でこぢんまりまとまってて、アドベンチャー巨編を臭わせるエジプトなんて、実際は最初のちょっとしか出てませんもの。
 どちらかというとアクション・アドベンチャーというより、おバカなオカルト・ギャグ映画、もとい、小粋なフレンチ・ファンタジー・コメディなのよ。
 ストーリーも破天荒を通り越して支離滅裂。
(中略)
そんな行き当たりばったりな展開ばかりのゆるいお話なんだけど、でもこれが案外楽しめた。
 なぜなら主人公のアデルがやけに魅力的なのよ。演じるルイーズ・ブルゴワンは美人だし、男勝りなんだけど華があって好き。

そうそうそう。まさしくそういう映画でした。インディージョーンズばりの遺跡冒険活劇かと思いきやそんなの冒頭だけで、「ほとんどがパリ市内でこぢんまりまとまってて」には吹きました。こじんまり。その通り過ぎる。
なのに何だか楽しめちゃった、というのもまさしくその通りでした。
こちらのかたはベッソンをこきおろしっぷりが壮快で大笑いさせて頂きました。リンク先ではかなり詳しくストーリーを書いておられるのでネタバレ注意。ていうかこれでかなり詳しく正確にストーリーが書かれているのです。意味わかんないけど。そこがこの映画のすごいとこだと思う。
ベッソンふたたび(映画「アデル ファラオと復活の秘薬) – とりあえず、なんとなく


リュック・ベッソンに対しては、「レオン」「ニキータ」「グラン・ブルー」でファンになったけれど、その後の駄作連発で黒歴史に。これは誰もが思っていることだと思う。
ただ、このロリコン豚野郎が!と常々思ってはいても鑑賞せずにいられない。
狂った時間軸、破綻している脚本、回収されない伏線、滑り続けるギャグ、下劣なウンコオシッコネタと毎回ちりばめられる伝統芸に加え、今作では「予告編以上にエジプトシーンがない」「アクションシーンが冒頭のエジプト編以降ほぼ皆無」「エスペランデューが妹を治せそうじゃね?」など突っ込みどころが盛りだくさんでも気にならない。
なぜならベッソンに対しては歪んだ愛があるから。

引用最初の一文で私がどれだけほっとしたことか!駄作連発黒歴史。ですよね!!ですよねそう思っていいんですよね!?なんか世間ではわりと巨匠っていうか大監督扱いのような気がするけど、ぶっちゃけ変なのばっかじゃね?っておおっぴらに言いづらい監督だったんですけど、みんな思ってたのね!?僕はここにいていいんだ!


良いところも当然挙げておく。とにかくルイーズ・ブルゴワンがよい。超美人でもモデルでもないが、キュートでたたずまいが美しい。今作では無骨で女らしさがゼロな役柄にもかかわらず、妙に色っぽくてかわいくてキレイ。
*1ベッソンの女優に対する選球眼だけは映画界で唯一無二といっていい。作品はカスだけど。
ベッソン映画といえば突っ込みながら見るのがお約束だが、今回はアデルがどんな奔放な言動を見せるかという点が興味をそそり、嫌らしい突っ込みをする気にはならなかった。
ヒロインの素敵な映画っていいね。

うんうん同意。ヒロインの素敵な映画っていいですよね。そして「ベッソンの女優に対する選球眼だけは映画界で唯一無二」、なるほどなるほど。岩井俊二もそうかもしれませんね。(駄作連発…とまでは言わないけど、初期に比べると正直パワーダウンは否めないあたりとかも)
いやーなんというかそんな感じの作品でした。ベッソンはフィフスエレメントとかヤマカシとかも実は好きでした。ヤマカシは名前貸しだけで、ベッソン10本には数えられてないかもしれないけど。フィフスエレメントは数えてるよね?もうよくわかんないけど。ゲイリーオールドマンが変な髪型で出てたのは自作映画に出資してもらうためにベッソンの言うこと聞いたからだって友だちが言ってたな。
アデル予告編。JAROに電話してもいいと思う。


ていうかこんなスペクタクル超大作っぽく詐欺みたいな予告編にしないで、そのまんまのおまぬけコメディっぷりを正確に描写した方が良かったんじゃないのかな。あ、この予告編と本編の「全然違うじゃん!」感も含めて作品なのか?ひょっとして。
OT「ていうか日本向けの予告編作られてたんだ( ´_ゝ`)」
そうだねそこもびっくりだね。話題になってなさもびっくりだけど。2010年の映画なんですよ。最近すぎる。全然知らなかった。
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