花咲かじいさん考

決定版　まんが日本昔ばなし101 (幼児図書ピース)
販売元：講談社
(2002-09-27)
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花咲かじいさんの話。
最近はじまったアニメ日本昔話で改めて見ていたら（しょこたんが主題歌を歌っています）、いろいろ超展開で面白かったです。
・やさしいじじばばポチ拾う
→ポチここ掘れワンワンで小判出てくる
→隣のがめついじじばばに見られてポチを貸せと言われる
→掘っても大量の虫とかゴミしか出ず、逆ギレじじばばポチをくびりころして埋める
→やさしいじじばば悲しんで、証言の場所に供養のために木を植える
→その木でポチの代わりにうすを作ったら小判出る
→隣のがめついじじばばに見られてうすを貸せと言われる
→ついても大量の虫とかゴミしか出ず、逆ギレじじばばうす燃やす
→やさしいじじばば悲しんで、灰を集めて供養のために庭に撒く
→花が咲く。
こういう流れだったのですね。知ってたような知らなかったような。
まず隣のじじばばクレクレちゃんすぎワロタ。しかも人から強引に借りたものころすわ燃やすわ無軌道すぎる。そして主人公のじじばばもたいがいお人好しすぎる。ポチがこき使われるのわかってて隣のじじばばに貸すなんて保護者としていかがなものか。

借りたうすを腹いせに燃やす隣のじじいもじじいだが、供養のために木を植えるまではともかくその木を切っ倒してうすを作ってポチの代わりに大切に使うってくだりもだいぶアクロバティックだなと思いました。ポチ…ポチの分身に向かって杵を振り下ろしてぺったんぺったん。しかもおもちできてないし。あとポチは木に転生してうすになってまで小判を出すって何がしたいんだ。
そもそもあれだよな。じじばばも隣のじじばばにポチを貸せ言われた時点で、ポチ本体じゃなくて掘り出した小判の方を差し出していればこんなことにはならなかったはずだ。なのにうすの時にまで同じ失敗を繰り返してどういうことだ。金か。しょせん金がほしかったのか。思えば昔話って大きなつづらと小さなつづらといい、大判小判がざっくざく系の話多いじゃないか。しょせん金なのか。そうでなければやさしいじじばばだってポチの代わりに小判が出たってほんとは嬉しくなんてなかったはずだ（いや良かったのかも無機物でも。ポチの代わりにうす作ってるくらいだし）。ポチもうすだの灰だのになってまで小判出せるほどの超常の力があるのなら隣のじじいのかまどの炎と灰の中から子犬になって生まれ変わってやさしいじじばばの元に帰るくらいの気概を見せんかい。そして愛するじじばばがこの世を去った後も一人残されたポチはいつしか機械の身体を与えられご家庭用愛玩ロボとして全世界的に普及、それがAIBOです。嘘ですけど。わかってると思うけど。

火の鳥 2・未来編 [コミック]

手塚 治虫

朝日新聞出版

2009-05-20

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大神HDかつ音声も入れて作り直してほしいなあ。ボリュームは半分でいい。ていうか1,2分けて出してくれてイイ。
なにこれ。
花咲かG(HANASAKA G) クリーナーとポリッシャー効果もある ワックス [HTRC3]
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