岡野玲子がベリーダンス! モーニング新連載『イナンナ』

2b96cff5.jpgうううむこいつは面白そうだ。
と感じるモーニング読者が多いか少ないかは微妙なところかも。だってこれ、あまりにも女性向けではないだろうか。。
でもこれを興味深く読み込んでくれる男性がいたら嬉しいかも。


というわけで安野モヨコ『働きマン』よしながふみ『きのう何食べた?』に続きなんと、岡野玲子までモーニングで月イチ連載開始。テーマはベリーダンス。タイトルの『イナンナ』とは、古代シュメールの豊穣の女神の名前だそうです。
以下、なかなか興味深かったので第一話の概要と、掲載されていた作者インタビューをちょこっとご紹介させて下さい。


岡野玲子は『陰陽師』をがーーっと一気読みした、くらいの読者です。そしてベリーダンスの知識も皆無な状態(「とってもダンス」かと思っていたら違った。すごくすいません。。ちなみに「おヘソでダンス」も誤用らしい)。
で。まずこの新連載第一回目を読んでみて。
ほとんどがモノローグ、というか詩のように語られていくのですが、
「私は子宮を開く者」
なんていうのです。
そんな、女性というものの存在というか肉体というかを意識させる言葉と共に、岡野玲子の端正な筆致で手足を翻し踊る女性の姿が屏風絵のようにそこここに描かれていてですね。
いや、女なら引き込まれますよね。
というか、自分の中の女性性が引き込まれたというか引き出されたというか。
なんて思いながら抽象的な第一話を読み終わったら、岡野玲子とベリーダンサー・ミシャールさんの対談が載っていて。
それを読むと、
(以下、対談記事より抜粋)
ミシャール「ベリーダンスの本質は、すでに自分の中にある女性性を見つめ、祝福し、自然な形で”解放”すること。」
なんて書いてあるではないですか。
すごい。第一話を読んで感じたことがそのまま書いてある。すごい!岡野玲子の筆力恐るべし。
物語冒頭の、
「私は子宮を開く者」
の次に続くのは
「私は大地に思いを向ける」
という言葉でした。この二つの繋がりで何となく、今習っているヨガで聞いたことを思い浮かべました。
ヨガ教室の最初と最後には、必ずあぐらのような膝を開いた座りかたをするのですが(手は膝の上に開いたり、胸の前で合掌したりしています。ヨガっぽい。いやヨガですが)、その時に先生がいつも、
「会陰部がまっすぐ下を向くように、おへそをきゅっと前に出して骨盤をまっすぐ下に向けて、背骨をま~っすぐ上に伸ばして座りましょう~」
っていうんですね。
(ちなみにコレが実は身体固いと大変ツライ姿勢です。股関節がしっかり開いてないと、おへそが引けちゃってへっぴり腰でしか座れないの。。)
チャクラというのが人間の身体にはいくつかあるとヨガの世界ではいわれていて、そのひとつめがちょうど会陰部のあたりにあると。なのでその第一のチャクラをまっすぐ大地に向けて開いてあげると、身体の中の気の流れがスムーズになる、というようなお話をたまにしてくれるのです(すいませんうろ覚えなのでどっか違ってるかもしれませんが、イメージとしてはそんなようなお話)。
なんか。。連想しませんか?先述の「イナンナ」のつぶやきと、”第一のチャクラを大地に向けて開く”。いや全然違うことを表現してるのかもしれないけども。でもベリーダンスとヨガって繋がっていてもおかしくないですよね(とぐぐってみたりする)。
『陰陽師』は正直理解しきれなかったというか、なんかもんのすごく面白いことを怒濤のように展開してくれてるのはわかるんだけどその先へついていけてない自分の理解力の無さがとってももったいない感、だったのでこの新連載もどうかな私ついけてるかな、とちょっと不安だったのですが、何となく今度はダイレクトに入ってきそうな気がします。少なくとも女の身体を持っているだけでかなり有利かと。
「女の身体を持って生きること」を「喜ぶ」、というのは女にとってとてもとても難しく、かつ切望することですので(と布ナプキンの感想を調べていても痛感)、そんなヒントをひょっとしたらこの作品からもらえるのかもしれない、と期待しつつ。
で。
対談の最後では当然というか何というかモーニングですから!一応オジサマ雑誌ですから。
編集者「ベリーダンスはすごくセクシーだから、男性としては目のやり場に困ってしまいそうです」
とかいっとかないといけないわけですよ!こんなとこまでおっさんたちが読んでるかどうかはわかんないけど多数意見を代表してね、述べておかないとね。
そこへミシャールさんの切り返しが素晴らしいの!
ミシャール「踊っている時のベリーダンサーは、女性であることの喜びを全身で感じ、楽しんでいる状態で、男性の関心を買うために踊っているわけではありません」

あら言ってくれちゃったステキ!(と全世界の女性が思ったよ☆)と思っていたらさらに続けて、
ミシャール「そんな踊り手たちの美しい姿を目にした男性が彼女たちをセクシーだと感じるのは、むしろ自然なことだと思いますよ」
おおおおお。何と素敵な。ていうかやっぱいいんだよね?!ムハーせくすぃ~(;*゚Д゚*)って思っちゃって(っておまえがオヤジかよ!)
そんなこんなな『イナンナ』、毎月の楽しみになりそうな予感です。もう土曜なので今週号のモーニングは手に入りにくいかもしれませんが、見かけたら手に取ってみてはいかがでしょう。対談も全体的にとても興味深かったですよ、『陰陽師』にも触れていて。
陰陽師 (岡野玲子)
もちろん晴明大好きですが。涼しげ天才萌えだもの~。

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7 Replies to “岡野玲子がベリーダンス! モーニング新連載『イナンナ』”

  1. うわ、興味津々!
    陰陽師は飛び飛びで読んでいて、最終巻はまだ読んでいないという体たらくなんですけど。
    この連載は追いかけられそうです。モーニングにはチーもいるし。
    ベリーダンスやってみたいな……と、思っていたところだったので(この年になってやっと自分のカラダに投資をしようという気分になった。似た境遇と言いながら、実はあひるさんより年上なので^_^;)
    気分盛り上げて、運動不足でヤバい体を張ってみます。

  2. 知り合いがベリーダンサーなの。ほんと、ベリーダンスって美しいよね。同性として、すんごい見入っちゃう。

  3. >マリエさん
    >うわ、興味津々!
    わ、うれしいです!興味津々ですよね。
    ベリーダンス、私も実は何となーくやってみたいかも。。なんて思っていたのです。楽しそうですよね!しかもこんな意味があると知ったら、確かに自分のカラダへの(ココロへも!)投資になりそうです。
    陰陽師とびとび。。私もそうでした~; 最終巻までに数年あいちゃった。文庫になってくれたら揃えてじっくり読みたいなあと思うのですが。。(絵が綺麗なので小さいともったいないとは思うけど収納が。。)

  4. >シオリちゃん
    おお、ベリーダンサーさんがいらっしゃるのね!生でちゃんと見たことはないんだけど、手や指の動きとかもすごく綺麗だよね。

  5. なんとー!ベリーダンスがマンガに!!!
    エジプト舞踊から始まりベリーダンスにいき、間があきながらもしつこーくベリーダンスを続けてるmiyukiです。
    私はへたっぴーだけど、あひるちゃん興味があるなら習ってみない?(^ー^)

  6. >miyukiさん
    そう!miyukiさんのこと思い出してました~。BBQの時ちらっと手をひらひらさせてくれたのが素敵で!
    ちょっと興味あります。。週一のヨガだけでもなかなか毎回通えなかったりなので難しいかもしれないけれど。。その暁にはぜひ相談させて頂きたいです。

  7. ベリーダンスはフィットネスとして人気急上昇

    中高年の間で、余暇を楽しむ目的でダンスが流行しているようです。私の家の近くでも、公民館を利用したり、小学校の体育館を利用したりして、たくさんの中高年の方がダンスを楽しんでいるようです。

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