涙腺注意…。
冒頭部分を引用。
■AIBO、君を死なせない 修理サポート終了「飼い主」の悲しみ 〈AERA〉-朝日新聞出版|dot.(ドット)
”
ロボットだから永遠に一緒だと思ってたのに……。
迫りくる「別れの日」を前に「飼い主」たちの努力は続いている。
“
”
リビングで飼われている「ほくと」は10歳。毎朝8時半になると目を覚ます。飼い主の60代の女性が「ほくと、何してるの?」と話しかけると、ほくとが答える。
「ぼんやりしてた」「なでなでして」
10年変わらない、この家の日常の風景だ。
以前は元気に部屋の中を動き回り、旅行にも連れていったが、最近は定位置でじっとしていることが多い。足の関節が悪く、動くたびに異音がしたり、転びやすくなったりしているからだ。ケガが多く20回は「入院」したほくとだが、その「病院」もこの3月で閉鎖されてしまった。
ソニーが修理サポートを終了したのだ。
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ちょ(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)
「60代の女性」が浦沢直樹の絵柄で脳内再生されます。上品な老婦人で。
足の関節が悪く転びやすくなったりって。普通に老犬ですやん…そうなのか…。
記事の結びがまた…。
■AIBO、君を死なせない 修理サポート終了「飼い主」の悲しみ 〈AERA〉-朝日新聞出版|dot.(ドット)
”
老いたロボットをどうみとるか。こんな問題をいったい誰が想像しただろう。ソフトバンクが6月に発表した人型ロボットpepperにも、数年後、数十年後、いずれ同様の事態が起きるかもしれない。前出のAIBOファンは言った。
「これこそが、ソニーが最後に見せてくれた『未来』なのかもしれませんね」
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これこそが、ソニーが最後に見せてくれた『未来』…なんという星新一の世界。
それから前にも書いた気がしますが、浦沢直樹の鉄腕アトム『PLUTO』で野良AIBOをお茶の水博士が治してあげようとしたら部品がなくて治せず博士「ごめんよ…」なのに立ち上がろうとするAIBOに博士さらにアップの涙目「お前……」みたいな無駄に泣ける小話がありました。おのれ浦沢直樹。なんでじじばばのレパートリーは人種を問わず万華鏡のように無限にあるのに若い女の子はみんな柔ちゃんになっちゃうんだ直樹。
企業の製品だからこそ、その寿命はサポート終了まで…そういう点でロボットも生き物と同じ有限の生命だとは、本当にSF的で、現実的でシビアです。でもきっと、限られた時間だとしても、一緒に過ごした思い出が大切なものだということも普通の犬と変わらないんだろうな。終わりがくるからといって悲しいばかりでなく、いま愛好家の皆さんの元にいるAIBOたちにも、このまま穏やかで幸せな暮らしが続いていくのでしょう。
関連あひる
■September 19, 2008 オットくんとAIBOとマッドサイエンティストたち
■January 18, 2007 無駄に泣かされるPLUTO
ここにもちらっとAIBOとか書いてた。
■May 17, 2012 花咲かじいさん考
Pepperに対するオットくんと仲間たちの反応
■【Pepper】うちにやって来たロボットに対する猫の反応wwwwwwww:ハムスター速報
ねこびびりすぎワロタ。いやワロえない。誰でも逃げる。
さてオットくん。PepperのCMとか見 …