頂き物のはっさくで、はっさくピールを作っているよ。
三晩目、というのは、毎晩お砂糖を少しずつ足して糖度を上げながら煮込むからです。うちのオレンジ本とチョコレート本(のオランジェットの作り方)に書いてあった。
先日明治屋のお料理教室特別講習に参加してみたのですが、その時のオレンジのデザートの説明で、先生が
「オレンジ、柑橘類の皮をお菓子に使う時は、皮の白いところをでっきるだけ薄くこそいで取り除く。そうするとえぐみがなくなる」
と言っておられた。そっかあ、今までオレンジピールを作ってみた時、どんだけ煮てもなーんか美味しくない苦みが残ってきた敗因がわかったわ。そこがコツだったのか。
そんなわけで、下準備として
・まず白いとこをできるだけ取る
・二回煮こぼす(ワックスを流すため)
・もう一度スプーンでこそぐ
・柔らかくなるまで30~40分煮る
・砂糖シロップに漬け込む(後述)
とやってみたら普通に美味しいピールになった!
すっかり味を占めて、ふたたび挑戦しているところです。
ではシロップに漬け込みの方法をメモ。
・水に砂糖150gを煮溶かして、柔らかく煮た皮を一晩漬ける。
・翌日、皮を取り出してシロップだけ火にかけて、砂糖を75gずつ足して煮溶かしては皮を戻して冷蔵庫へ。
・それを5日間続ける(お砂糖合計450g)。
らしい。
5日間も煮る、ってなんかものすごく手間かかるように聞こえるかもしれませんが、煮るの自体は短時間だし大した手間じゃないです。白いとこをこそぐのが一番時間かかる。
ネットで検索もしてみたところ、
・皮の重量の、8~9割くらいの砂糖を入れるといいらしい。
・お砂糖が多いほど日持ちするらしい。
です。
しかし今回皮の重量計るの忘れて煮始めちゃったわ。前回作った時がはっさく4コ分で380gくらいで(今回も同じく4コ分)、お砂糖は最初にどぼっと300g入れちゃって煮始めちゃって、ちょっと甘さが足りない気がしてちょこちょこ足したんで美味しくはできたんだけど正確な数字が全然わからない(いい加減)。
今回は、15+75+75だから現時点で300gお砂糖入ってるわけだ。あと2晩やると450gかあ。。前回そんなに入ったかなあ。どうだろう。ふむー。
あとそうそう、前回やってみて良かったコツ、もうひとつ。
・煮始める前に細切りにする。
水分が少なくても行き渡るし、シロップでべちゃべちゃのを切るとまな板も汚れるし、これはいい!今後こうしよう!と思っていたのに今回すっかり忘れてカタマリのままお砂糖入れ始めてしまった。。うーむ。
で、何のためにがんばっているかというと、すべてはオランジェットを作るためなのです。
オランジェット、美味しいのに買うと高いお菓子。
タッパいっぱいに作って食べ放題。
ちなみにオットくんはオレンジ菓子キライだから一人で食べ放題。
明日はコーティングのためのチョコレートを買いに行くお。
→コツをひとつ忘れていました。はっさくピール、空気に触れないように保存すること
うちのオレンジ本とチョコレート本。だいぶ前に買った本だけど、amazonに一応載ってるー。
オレンジとレモンのお菓子―CITRUS BOOK
著者:福田 里香
販売元:文化出版局
発売日:1995-05
おすすめ度:
フレンチ・ショコラ―究極のチョコレートレシピ
著者:斉藤 美穂
販売元:文化出版局
発売日:1998-12
おすすめ度:
はっさくピールでオランジェット
□はっさくピールを作り中、今夜が煮込み3晩目
□はっさくピール、空気に触れないように保存すること
はっさくピールにチョコレートコーティングをして、オランジェットにします。本とかネットとか見ながら適当にやってみた作り方メモ。
分量:はっさく4コ分につき、….
オランジェット向きのチョコレート考察
□はっさくピールでオランジェット
というわけで、今回オランジェットに使ったチョコの感想メモ。
基本的には、オランジェットにはビターが向いてるんだそうです。オレンジピールがすでに砂糖漬けで甘いから、チョコ自体は苦めが合うみたい。
でも、今回いろいろ使っ….