shibaf カスタム、フラットバッグを肩掛けに

とうとう。。shibaf バッグをカスタムしてしまいました。
それも、今まで載せたようなM幅広バッグの取っ手に留め具を付けたとかショルダーバッグに携帯ケースを付けたとかじゃなく。
縫い目をほどいて一部縫い直してしまいました。
カスタムしたのは2005年のshibaf parkで購入した、小さなフラットバッグ。
手提げタイプでポケットもないシンプルなバッグなのですが、

・肩ひもを付けた
・手提げひもをはずして、留め具などに転用
・内ポケットを2つ付けた
大改造です！

こんなにいじってしまって、shibafのアトリエのかたやshibaf好きのかたがたには何だかとっても申し訳ないのですが。。
このバッグ、柄や質感は大好きなのですが、私にとっては小さめなサイズと肩掛け出来ないこと、ポケットがないことがちょっと使いにくくて、大好きなのにあんまり出番がなかったのです。
なので小旅行を期に、これを旅行で持ち歩くようなカバンに作り直してみたいなあ、という欲求に抗えず。
ほどいて、はじめてshibafの内側を見てみたことになるわけですが、内側だし折り返し部分だから縫いっぱなしでいいはずなのにきちんと返し縫いがしてあったり、見えない中の部分まですごく丁寧に作ってありました。丈夫で丁寧な作りなのは表から見える部分だけでもわかっていましたが、改めてshibafのバッグはすごいなあと思いました。
持ち手に使われていた組紐は取り外して、入口をとめるひもに作り替えました。shibafのpassport bagの、ひもと口金できゅっと留めるやり方を参考に。


組紐はもう一箇所、肩ひもの取り外しが出来るようにするパーツにも使用。
金具は肩ひものほうに縫いつけて、本体に組紐で金具の受け口を作りました。


なんで本体に縫いつけず、わざわざこんなややこしい仕様にしたかというと、最初の予定では肩ひもを2本色違いで作るつもりだったから。購入時にどっちか決めかねてしまい（いつも優柔不断。。）。
だから取り外せるようにしなければと思って。
でも、結局ヒモ二本を縫い合わせて、リバーシブルストラップにしました。
カラフルな色づかいの刺繍ひも。
すっごく可愛くて一目惚れだったのですが、これだと派手すぎてせっかくのカバンの柄が消えちゃうかなあ。。とも思ったり。

なので、シンプルなグレーのひもも選んでみました。
ただ、これだと地味すぎるような気もする。。
のですが、カラフルひものほうが若干幅広なので、裏に縫いつけたことによってカラフルひもの外側のこげ茶とグレーが合わさって地味さが解消。

長さ調節金具もつけるつもりで買ったのですが、二本取りにしたことでちょっと太くなったし、これで調節までつけるとごつくなりすぎるかな。。と結局調節金具は付けないことにしました。ななめがけの長さで固定。
紐が布で柔らかいので、肩掛けにしたかったらこんなふうにちょこっと結んじゃって短くしてもいいかも。


ひもの質感はこんなかんじです。


それから、ストラップをつけるためにぐるりとほどいたので、思い切って内側にポケットも縫い足しました。
上のほうに紅い和布で小さめのと、下のほうにベージュ水玉で大きめの（ポケットというよりは仕切り布？）、計2つ。


shibafショルダーバッグを使って思ったのですが、小さなカバンでもポケットがあるとないとだと収納力・使い勝手が大違いなんですよね。
shibafの仕様ではポケットにマジックテープがついていることが多いですが、小さいカバンに小さいポケットだし今回はシンプルに何もなしにしました。
そんなこんなで、shibaf大改造を施してしまいました。。どきどき。ついでに、ショルダーバッグの革ひもが若干長くてちょっと困っていたので、そちらも片側だけほどいてほんの少しだけ短くしました。
しかし調節できない肩ひもって、薄着の時と厚着の時では使い勝手が違ってくるのでなかなかバッチリな長さにするのは難しいですよね。今回のカスタム用の肩ひももショルダーの革ひもも、どちらもコートを羽織ったり脱いだりを繰り返して長さを定めました。
これを持って温泉小旅行に出かけてみます。旅先ではやはり両手を自由にしたいよね。楽しみ楽しみ。