シュガシュガルーンがますます面白い件

シュガシュガルーン(安野モヨコ)も7巻を数え、ますます面白いわけですよ。
もうね、だってね、第37話のタイトルが
「ラブがあたしを動かすの」
ですよ?


おばちゃんもときめくっちゅうの(*´Д`*)
もう、毎回毎回こう、魔法と”人に対して抱く気持ち”をすごくシンプルかつ絶妙にからめてストーリーが進んでいくですよ。
嫉妬や憎しみは黒くて悪い影響を及ぼして主人公たちを惑わせたり疑い合わせたり。そこから抜け出すのがまた「カレに恋する気持ち」とかだったりして、それが明るい光(しかもピンク色の*´Д`*)になって道を照らしてくれたりするんですよ!?
ラブですよラブ。
んも~、モヨたんあがるわあ、相変わらず。昔から「読むとアガる」と定評のある安野マンガですが、シュガルンの場合は読むと枯渇しかけてるラブ濃度というか、恋をするってそうだよね、素敵なことだったよね、というドキドキというかときめきというか、そんな気持ちがふつふつと甦ってきます。
また子供向けなだけにこめられたメッセージもシンプルで、よりダイレクトにきます。子供の頃に読んでみたかったものですが、オトナの楽しみとしては、作者安野氏が今の子供たちに伝えたいことがこれなんだなあそうだよねえ、なんて思いながら読むのも一興。
またもちろんモヨたんですからラブだけじゃない。友だち同士で思いやりあう気持ちや、親子・家族の愛情などもきっちり描いている。
恋や友情にとどまらず、そういう「人が人を思うココロ」を結晶化させたものがパワーを持つ世界なので、自分のために心を動かしてくれる相手の存在がどれだけ貴重で大切なものか、とかいうことをですね!微に入り細に入りアナタ。描き出していっているわけですよ。
ほんといい仕事してるなあ….。
『なかよし』だし子供向けの魔女っこモノなんでしょ?と手を出してないかたはぜひ読んでみて下さいまし。もったいないです読まないと。
**以前も書いたシュガルンオススメ記事
**全プレボストンほしさになかよし購入

表紙を並べたくて貼ってしまう。(でも帯なしで撮ってほしかったなamazon)
ああ本当にカラー完全収録の大判を出してほしい!!頼むよ講談社さん~。




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“シュガシュガルーンがますます面白い件” への2件の返信

  1. 今さらながらコメントさせていただきました!
    カズンほんとイイですね
    私はカズンを1ヶ月ほど前に大人書い(笑)して、
    今だにほぼ毎日読んでしまいます(・∀・;)
    登場人物が、フレッシュというか、イキイキしてて魅力的。
    脇役ですが、妹・ひなちゃんの「何がわるい」の所らへんが一番感動しました…
    モヨコさんのも興味がわきました。読んでみます。

  2. コメントありがとうございますー。「何がわるい」の所らへん、いいですよね!ああいう、家族の繋がりをさらっと描くところがいくえみさん好きだなあといつも思います。
    カズン、明るい気持ちになれて良いんですよね。モヨたんのだと、シュガルンとかジェリービーンズが似た感じで上がりますよ。機会があったらぜひ手に取ってみてくださいー。

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