オットお母さんがお嫁さんだった頃、おばあちゃんの海辺の思い出

「男の子のお母さんとお嫁さん」という記事を書きましたが、ふと思い出したつづき。オットくんのおばあちゃん(父方)から聞いた話です。
オットくんのお父さんとお母さんの結婚が決まった頃、お母さんの故郷まで、おばあちゃんがご挨拶に伺ったんですって。(お父さんやおじいちゃんも一緒だったのかな?た、たぶん…でも社交的で行動的なおばあちゃんだったそうだから一人で思い立ってぽんと行っちゃった可能性も)
帰るときに、お母さんのお父様と、浜辺を散歩しながらお話をしたのね(お母さんの故郷は海辺の町でした)。
お父様は口数の多い方ではなかったけれど、ぽつぽつといろんなお話を聞かせてくださって、その時、ああ私たちは宝物を頂くんだわ、と思ったの。
お母さんは、団塊の世代にしては珍しい一人娘で、片田舎の小さな町でご両親から大事に大事に育てられた、と、お母さん本人からも、お父さんの妹たち(おばさま)からも聞きました。お母さん本人いわく「ほんとに世間知らずで、生まれたてだったから」。
そんなお母さんをお嫁にもらうことになって、お姑さんであるオットのおばあちゃんが「宝物を頂くんだわ」と思ってくれること。
海辺の情景もあいまって、おばあちゃんが話してくれたお母さんとそのお父様(早くに亡くなったので私は会うことはありませんでした)の思い出は、私の中に鮮やかに引き継がれています。
思えばおばあちゃんは、私に対しても必ず「お母様とお父様はお元気?」と聞いてくれる人でした。私もあんなおばあちゃん、お姑さんになりたいな。
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