リオオリンピック閉会式の小池都知事のお着物、TVに映った時にわあ素敵だな~、と思って見ていました。ちょうどその時画面に雨もはっきり映ったので、あらどしゃ降りだ~大変、くらいには思っていたのです。が、着物にしっかりとした知識のある方々は大変だ~どころの騒ぎではなかったようです…。
・【リオ五輪】閉会式で小池百合子知事の着物が雨でずぶ濡れになる様子を見て絶叫する人々…その理由 togetter
おう…!!
それから、着こなしや着物選びの何もかもが素晴らしい!と呉服屋さんのご主人が絶賛していらっしゃる記事もあり、とっても面白かったです。
togetterでも雨で着物がダメになってしまうのでは!?と心配の声多数でしたが、それに対しても最後の方で「おそらく大丈夫」と詳しく書いておられてホッとしてしまいました。
・ふたや日記 【リオ】小池百合子 東京都知事の着物を賞賛すべき8つの理由。
このかた、元自衛官さんなのですね!すごい転身だなあ。
すごいですね、TVでちらと映った姿だけで、ここまで色々なことを推測することができるとは。着物は文化なのだなあと感服してしまいました。一部の人たちが着物の作法にあまりに厳しすぎるために(その端緒が前回の東京オリンピックにあるとの説も大変面白い!)着物離れを引き起こしてしまった、とご主人は憂えていらっしゃいますが、それを人に押し付けるかどうかは別として、細かい決まり事のひとつひとつをきちんと守り受け継いできた人々がいるからこそ、ご主人もそのような知識をしっかりと身につけていらっしゃるからこそ、小池都知事の着物を一目見ただけでこれだけ多くのことに想いを馳せることもできるのでしょうね。
着物の奥深さと、それから専門家の方の観察眼の凄さを感じる出来事でした。同じものを見ても、普通の人とは見える世界がこうも違うのだなあ。
私は夏に浴衣を着るくらいだし、それもここ数年妊娠出産でめっきり遠ざかってしまっていますが、来年こそ袖を通したいな。
浴衣については、先日のNHKの『暮しの手帖』特番を見ていて思い出した、対丈(ついたけ)の浴衣を買った話も書きたいなーと思っています。