ダ・ヴィンチで清水玲子特集

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久しぶりに雑誌を買いました。コンビニで衝動買い。『秘密』映画化にともない、なんと清水玲子さんの写真つきロングインタビュー!まだしっかりとは読んでいないのですが、過去の作品、特に一時期ドハマりしてものすごく人に勧めまくった『22XX』についても語っていらして、気になって買っちゃいました。
あと菅田将暉くんも色っぽすぎてつい。ディストラクションベイビーズでも思ったけど綺麗なお顔だなあほんとに。

ダ・ヴィンチ 2016年8月号
KADOKAWA/メディアファクトリー
2016-07-06



以下、Amazonリンクつづき。


以前『22XX』と清水玲子作品について書いたあひる記事より。
March 10, 2009 今夜おすすめしたマンガ、されたマンガ


収録作品は「22XX」の他、「世紀末に愛されて」「夢のつづき」「8月の長い夜」「ロボット考<擬態>」、とのこと。
この作品については今まで書いていないのが不思議というか書けなかった。漫画という漫画の中でベスト5に入るほどなんというかあれだから。
銃夢好きなら合うんじゃないだろうか。
(□銃夢映画『Battle Angel』、立体映画で2009年に延期 って今年ですが)
清水玲子は、実在する動物や植物の性質を実にエレガントにSFの設定に書き起こして、そこにさらに人間の感情や関係性の機微を重ね合わせる技がすごいと思うのです。
初期短編集とかも素晴らしいです。
でも『秘密』はちょっとエグさに目的が見えなくなってきて迷子です。アニメは本当にひどかったと意見が一致して楽しくなかったです。

22XX (白泉社文庫)
清水玲子
白泉社
2013-08-26



『秘密』シリーズは、途中までで止まったままです…あまりにも重くてエグくて脱落…(新井英樹とか読んでるのに!?)うん…でもこの端正な絵柄でやられるとかなりきついものがあって…初期中期の、ジャックとエレナシリーズや短編の、SF設定と明るさと、根底に漂うそこはかとない哀愁が好きだったので、『輝夜姫』以降があんまり…
この「新装版」12巻が最終巻で、スピンオフもあるようですね。



スピンオフの1巻め。もうすぐ4巻が出るようです。



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“ダ・ヴィンチで清水玲子特集” への2件の返信

  1. はじめまして。根底にある儚さと哀愁は『秘密』にもちゃんとありますよ。
    途中の突き落とし方が容赦ないですけど。最後は清水作品にしては『救い』が。初期のファンの方なら是非。

  2. しーらかんすさん
    はじめまして。清水玲子に触れておきながらちょっとマイナスなことを書いてしまってすみません…なのにコメントありがとうございます!
    最後に救いか!それは朗報です。そうなんですよね、『月の子』以降の清水作品ってラストがよくわからないままな気がして、『秘密』の重さを読み続けてそれはキツイなあ…と。よ、読んでみるかな…どきどき…

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