春のにおい

はあ~、今日はなんか春のにおいがする~(*´´ω“*)
あったかいし。空気が春のにおい。
しませんか?春のにおい。ありません?春のにおい。
春のにおい~(*´´ω“*)
四月物語 [DVD]四月物語 [DVD]
出演:松たか子
販売元:ビデオメーカー
発売日:1999-03-17
おすすめ度:4.5


二月だけど。
でも春といえばこの映画。


前にも書いたかもしれないけど、この映画って、春、だけじゃなくて春にまつわる様々な場面を描いているので、何ともこう、いう気分にさせられるんです。
松たか子演じる主人公が、大学入学を機に故郷を離れて初めて一人暮らしをするところからスタートして、一人暮らしの不安とかさみしさとか、新しい学校の新入生歓迎ムードの高揚感と同時に、新しい人間関係のぎこちなさとか、少しずつ親しくなっていく感じとか。
学食で、クラスが一緒の女の子と話しようとするんだけどなんとなーく噛み合わなくて気まずい感じになっちゃうシーンが、すごく印象に残っています。
そうだよね、今親しい人とも、疎遠になってしまった人とも、最初の頃はこんなふうにおっかなびっくり会話をして、気を使ったり緊張したりしながら少しずつ慣れていって、仲良くなれたんだよなあ。
人によってはそれが細く長く続いたり、あるいは続かずに離れていったり、いろいろあったよなあ。
自然にこうなったわけじゃなくて、努力したり、悩んだり、いろいろあったんだよな。
なんていうことを、その学食のシーンを劇場で観ながらリアルに学生だった自分は考えたものでした。
松たか子ちゃんのちょっとカタイ演技というか、真面目な佇まいがまたこの映画の空気にものすごく合っていた。さすがです岩井俊二監督。
トラッシュバスケット・シアター (角川文庫)トラッシュバスケット・シアター (角川文庫)
著者:岩井 俊二
販売元:角川書店
発売日:2001-03
おすすめ度:4.5
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監督エッセイ。面白すぎる。思えばこのblogでたまに迸ってしまう妙な悪乗りもこの本の影響かもしれない。
文庫じゃなくて赤い表紙の大判のほうを、発売当時探し回って、ヴィレッジヴァンガードでやっと発見。当時はこういうマイナーな本って探すの大変だったよなあ!
トラッシュバスケット・シアター (ダ・ヴィンチブックス)トラッシュバスケット・シアター (ダ・ヴィンチブックス)
著者:岩井 俊二
販売元:リクルート ダヴィンチ編集部
発売日:1997-10
おすすめ度:4.5
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“春のにおい” への5件の返信

  1. 春のにおいがするよねー。干したふとんのにおい。ぬるいって感じの空気の肌触り。
    松たか子の楡野卯月かわいかった。
    岩井監督といえばテレビで見た「if…もしも」の打ち上げ花火上から見るか下から見るかの衝撃が忘れられません。
    ノイズがかった世界観がリアルで好き。

  2. 「四月物語」懐かしいですね。
    映画の初めに松本一家総出演に驚いたのと、ちょっと強引に隣の人を夕飯に誘ってカレーを食べるシーン、春の風景の中、自転車をこぐ松さんとか、松さんが観る映画に江口洋介がでてたりとか、そんな断片的なところばかり覚えています。「トラッシュバスケット・シアター」面白そうですね。今度読んでみます。

  3. この日はほんとすごかったよね!気温20度超えたらしいじゃない。
    四月物語は、あとは傘のシーンかなあー。あの松ちゃんかわいかったねえ。岩井監督作品、最近はあんまりきかない気がするね。新作できたらまた観に行きたいなあ。
    (映画はリリィ・シュシュが最後?暗すぎてつらかった…)

  4. 懐かしいですよね~。
    そう!松本一家総出でホームでお見送り!リアル家族でしたよね~。
    この映画って特に、細かい断片をよく覚えている気がします。あと凧揚げしたり、桜の下のタクシーからお嫁さんが降りてきたりとかしてましたよねえ。江口洋介、出てた!なんか時代劇でへんなタイトルなんですよねw
    トラッシュ、岩井監督好きなら特に面白いですよ。ぜひ手に取ってみてください。

  5. 岩井俊二『打ち上げ花火 下から見るか、横から見るか』、公式サイトで夏休み無料上映中 [地震関連]

    おおお、夏になると見たくなるあの名作が!
    岩井俊二監督の公式サイトにて、無料公開中です。
    ■iwai shunji film festival
    ネタ元はネタフルさん。
    ■[N] 「打ち上げ花火、下から見るか? …

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