朴念仁男子が、実家に妻子を連れていったら

ちょっと時間が経っちゃいましたが、年末年始に数年振りに、O原一家(妻ちゃんと、娘が二人も生まれてるんだよ!)と接近遭遇したのでその記録を。
O原くん(仮名)というのはオットくんが高校の頃一番仲良くしていた友人で、
オットくん以上の朴念仁です。
すごいです。
本当にすごいのです。
今回の帰省だけでもいろいろあったみたいです。


O原くんネタ。
O原くんご結婚、本人不在で両家顔合わせの巻
O原くん、披露宴と妻ちゃんが素敵だったよの巻
O原くん、26秒のキスの巻
O原くん、妻を置き去り全力疾走乗り換えで車掌さんに褒められるも妻激怒の巻
さてO原くん、西日本の端の方に生息しているのですが、東京の実家にこの年末年始帰る時。
妻ちゃんが何度も、ねえ何日に帰るの?実家のお父さんお母さんの都合とか訊いた?と確認しても、
O原「いいんだよ!自分のうちなんだからいつ帰っても!(・∀・)*」
とちっとも確認を取ろうとせず。
そのあたりでもO原くん、小さい子供を二人も連れて総勢4人で何日も宿泊することがどれだけ先方にとって準備や心構えを要することか全然わかってないってことはつまり普段もちっとも面倒みてないんじゃないかと伺えてしまうのですが。
結局前日になってようやく、妻にせっつかれて実家に電話をしたO原くん。
O原「あもしもし?俺。明日帰るからさ-(・∀・)*。
え?
………あ、そう?(´・ω・`)
………うん、うんわかった…(´・ω・`)」

と、電話の途中でみるみる元気がなくなっていき、どうしたのかと思ったら案の定お母さまから「いきなり明日なんて無理(゚Д゚)」と断られ、ものすごく落ち込んでいたそうです。
O原くん、もう実家が自分のうちではないのだという現実を知ってしまったんだねO原くん。
そんな話を年末に、O原夫妻と子供たち、私とオットくんで久しぶりにご飯を食べながらいろいろ聞いたのですが、子供たちが約1.8歳差という僅差なのでまあとにかく大変そう。
下の子ちゃんはまだ3ヶ月だし大人しい赤ちゃんなので寝ててくれるから助かる、とのことだけど、上の子ちゃんが2歳になりたてでフリーダムな盛り。
上の子ちゃんはO原くんと超おんなじ顔してて面白かったです。ミニチュアO原くん!!でもかわいいの(でもって)
しかしどこかを掴んでいないと、手を離した隙にチョロQのようにあらぬ方向へ全力疾走。
ううむこれは大変だわ…。
たまに帰省する時は、O原くんのご両親が「子供たち見ててあげるから二人で出かけてきたら?」と言ってくれるんだけど、
妻「このヒトにどっか連れてってって言ってもどこも知らんって言うし~(;´´∀“)」
そうだね!なんといってもO原くんだからね!
東京生まれの東京育ちでもおしゃれなデートスポットとか全然知らないよね。
妻ちゃん、柔らかな関西弁で基本朗らかでにこにこした人だから口調と表情はほんわかなんだけど、日常けっこう大変そう。
そんなわけで、じゃあO原くんのご両親もそう言ってくださるなら、今年は新年初売りとか一緒に行ってみる?ということになり。
いいよねO原くん、妻ちゃんだけちょっと出かけても。
O原「ん?いいよー、子供たち見てるよ。ちょうど読みたい本もたくさん持ってきてるし(・∀・)*」
いや、3ヶ月児と2歳児を見てたら本読んでる余裕はないと思うよ!?
てかそれ見てないよ!
妻「でしょう~?もうほんまもっと言ってやって(;´´∀“)」
O原「?(;・∀・)*」
そんなわけで、新年初売りには、私と妻ちゃん、そしてO原くんの妹ちゃんと3人で行ってきたのでした。
O原くん妹ちゃんも、O原くんそっくりだけどかわいいんだよ(だけどって)。
妹「それにしてもお兄ちゃん、ほんっとーに普段子供の面倒見てないですよね( ´_ゝ`)」
そうなんだ!妹から見ても!
妹「だってご飯の時とか、上の子ちゃんに『あーん』ってやってあげてるんだけど、まだ口にいっぱい入ってるのに立て続けに『あーん』『あーん』って( ´_ゝ`)
入んないだろ( ´_ゝ`)」

不慣れなことがまるバレですよO原くん!
どうやらO原くん、O原家の中でも浮いてるんだそうです。
お父さんもお母さんもすごくきちんとした人で、妹ちゃんも柔和な中にも冷静で落ち着いた雰囲気で、危なげのないかんじだし。
兄は柔和だけど危なげありまくり。冷静に落ち着きながらあさってな行動を取るかんじ。
結婚前にはお母さんから真顔でこう言われたそうです。
O原母「妻さん本当にうちの子でいいの?返品きかないわよ( ´_ゝ`)」
お母さん!お母さんにまで言われているO原くん!
妹「ほんと、お義姉さんすごいです。私お兄ちゃんとか絶対無理( ´_ゝ`)」
うん、私も悪いんだけどオットくんよりO原くんのほうが数段上だと思う。
妻「ええ~~そうなんか~~(;´´∀“)」
という、妻ちゃんにとって果たして励ましになったのかどうか微妙な結論が遺憾ではありましたが、久々に聞くO原くん列伝はどれも破壊力満点で抱腹絶倒でした。
つづきもあります。
今回きいた、結婚前の妻ちゃんをO原くんが初めて連れて帰ったの話。


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