春、赤毛のアン 第二章~アン・トンデモ編



***『赤毛のアン』連載***
マリラ編からの続き。

アンはトンデモ系です。ぶっちゃけトンデモです。
2年前にたまたまケーブルTVをつけた時やっていたアニメ『赤毛のアン』の場面も、アンがマリラのブローチを盗んだんじゃないかと詰め寄られるところでした。
盗ってないわ、っていいつつ「あんまり綺麗だったのでちょっと胸に当ててみただけよ?(・∀・)」


うんあやしいヨ?めっさあやしい。
マリラはますます疑ってしまう。
「正直に白状するまで、楽しみにしていたピクニックにも行かせない」と言われて大ショック、「わかった私が盗りました」と告白するアン。
で、間髪入れずに

「ああお願いマリラ、私ちゃんと告白したわ。だからもうピクニックに行ってもいいんでしょう!?(・∀・)」

よ、余計なことを。交渉事に向いてないぜアン。
案の定マリラはカーっときちゃって「おっお前はちっとも反省してないんだね!?」ピクニック禁止。アン号泣。
その夜のアン、階段の上から怨みがましくマリラを見下ろしながらゆっくりと噛み締めるように一言一言、

「私にどんなにひどい仕打ちをしているか、きっとあなたはいつか気づいて後悔することになるのでしょうねマリラ….でも大丈夫、私はあなたを許すわ…..だからその時が来たら、私があなたを許してあげたことを思い出してね……」

の、呪いの言葉ですかっ( ゚ω ゚||;)

マリラ「アン、恐ろしい子。(ノД゚)」

(注:言ってません)(←わかるって)

結局ストールにひっかかっていたブローチを発見し、アンの予想よりも早く自分の間違いに気づいたマリラは、何とそっこーでアンに謝る。ここもマリラのすごいとこです。あれだけ大騒ぎして責めちゃったのにあっさり翻して自分の非を認めるんですよね、子供に向かって。うん、すごい。
無事ピクニックにも行けてご機嫌のアン。
というこのエピソードの、アンのトンデモっぷりとマリラのあっぱれな対応にすっかり魅せられ、その後毎日のようにアンに首ったけになった私でございました。
そしてアン、トンデモなだけではないのです。ちょっと真面目な後編へ続く。

***『赤毛のアン』連載***
**第一章~マリラ編
**第二章~アン・前編
**第三章~アン・後編
**第四章~マシュウ編
**第五章~ギルバート編


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