たまにお送りしてる、自分的にはへえと思ったトリビアっぽいものメモ。
スクエニ新作『デウスエクス』という言葉を目にして、「デウス・エクス・マキナ」ってなんだっけ?ていうかなんで無意識に「マキナ」を付け加えてるんだろう?
と思って検索してみた。便利な世の中だ。
■デウス・エクス・マキナ – Wikipedia
”デウス・エクス・マキナ (Deus ex machina, Deus ex māchinā, 英: God out of the machine) とは演出技法の一つであり、ラテン語で「機械仕掛けから出てくる神」を意味する。一般には「機械仕掛けの神」と表現される。”
”古代ギリシアの演劇において、劇の内容が錯綜してもつれた糸のように解決困難な局面に陥った時、絶対的な力を持つ神が現れ、混乱した状況に解決を下して物語を収束させるという手法を指した。”
”あるいは「超展開」とも発想は類似している。”
これだ!
おかげで思い出しました。ハルキで読んだんだ。『海辺のカフカ』で。
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君はあっち、君はそっち、というふうに神様が出てきて交通整理をしてくれるんだ、とクールでハンサムな大島さんが教えてくれたんだっけ。すっきりしました。
それにしても「機械仕掛けの神」という言葉は出てこなかった気がするな。
「機械仕掛けの神」と言われると、兎丸を思い出します。
Marieの奏でる音楽 上 (バーズコミックスデラックス)
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演出技法ではなく、文字通り機械仕掛けの神様が出てくる、不思議な国の男の子と女の子のお話。これはほんと素敵だったな。兎丸にしか描けない。
私的トリビア関連あひる。
■February 02, 2006 宇多田ヒカルの歌詞とダン・ブラウン『天使と悪魔』とニーバーの祈り
■November 09, 2008 我が子の首を前に ~歌舞伎と古代ギリシア
■November 09, 2008 月見座頭 ~成田美名子『花よりも花の如く』6巻
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