絶薬5巻が出ました。
『絶薬(ゼツヤク)』とは、マンガ家山田玲司のイタ系対談マンガです。面白いです。レージがイタいけど。あと安い(大判なのに600円ちょい)。
今回の対談相手の中では、あのガンダムの富野由悠季さんがなかなか。五味太郎さん以来のインパクトでした。
そういえば村上春樹の『アンダーグラウンド』に近いものを感じる。いろんな仕事があっていろんな人生があって、みんなしんどくて、みんな一生懸命で。
そういうことを、ちょっとイタめのフキダシ外しゃべりで一生懸命描いてくれてます、レージが。
読むと効きます。少なくとも私には。前向きな気持ちになれる。
本当に必要としている人にも効くといいなあ。
それにしてもレージ…(笑)。いやこの人ほんっと自分の作品を真面目に一生懸命に、ひとつひとつ必死で描いてきた人なんだなあ、と思いました。
どこかで見かけたら手に取ってあげて下さい。
*著名な対談相手:千葉麗子・水木しげる・哀川翔・加藤登紀子・寺門琢己…などなどなど。
*HP掲載の本人直筆オススメコメント。まあ全編こんな感じです。
富野由悠季さん・・・。
主人に早速おしえねば~!!!
ゼブラーマン(哀川翔)もなの~!!!!!
すごい。
買お~?買ってもらお~?
買わせよ~\(^O^)/
>hinaさん
おうっ嬉しいこんなマイナーでビミョーな本に反応が!ちなみに2巻にはクドカンもいますよー。アニキは4巻。あーでも私が一番強烈だったのは3巻の五味太郎と加藤登紀子。ってまたがりすぎ(^^;)
主な対談相手はあと、忌野清志郎・町田康・荒俣宏・糸井重里・さかなクン、などなどなど。著名人以外のかたがたの話も面白いです。
山田玲司といえば高校のころ「Bバージン」をクラスで流行らしたなあ。
でも私の本回し読んでるのはほとんど男で(まあヤンサンだしね)、同じクラスの女の子は
「今月の『天使なんかじゃない』泣いたわー」
とか言ってました。
あーもうこの辺から深い溝が。
これが今私の家に「げんしけん」とか「キーチ!」とかはあるのに日本一売れている「NANA」がないことにつながっているのね。
いやでもおもろいよね絶薬。明日買お。
>ぷー
>あーもうこの辺から深い溝が。
うむ、立派にマニアック街道を突き進んでますな。
しかしキーチはともかくげんしけんはいまやどメジャーですよ?電車男がブレイクするかなり前から連載しててよかったよね、これ。そうでなきゃ超亜流扱いになってしまうとこだ。
絶望に効くクスリ 3―ONE ON ONE (3) 山田 玲司
05:絶望に効くクスリ 3―ONE ON ONE (3) 「絶望に効くクスリ」の第3巻です。 山田玲司は、Bバージンやカルマを書いていた作家です。 多少理屈っぽさはありますが、 その底に流れる熱さと愛が彼の作品を魅力的なものにしています。 ヤングサンデーで不定期連載をしているこの…
生まれかわるぞ!!君も一緒にどう? ~山田玲司『ゼツヤク』9巻
絶望に効くクスリ 9(山田玲司)
タイトルはあとがきからとりました。山田玲司らしくて素敵なので。若くてイタくて向上心に溢れていて、フレンドリー。
9巻もよかったです。今回一番盛り上がってた気がする。