BS2で 24時15分から再放送もあるようです。
■NHK クローズアップ現代 傷だらけの帰還 探査機はやぶさの大航海(NO.2902)
で、見終わってこの動画を見たくなってアクセスしてみたら、
■探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力‐ニコニコ動画(9)
あひる記事:
■こんなこともあろうかと! ~小惑星探査機はやぶさムービーあれこれ
「クローズアップ現代を見て」というコメントで超祭りになっててウケました。
番組見ていたかたは、今この動画見ると面白いですよ。
何で祭りかというと。
「別のエンジン同士を連動させるための予備回路を、万一に備えて取り付けていた」ということを解説する場面でナレーションが「こんなこともあろうかと」って言ったからw
確かに思わず「こんなこともあろうかと!」って叫びましたが番組見ながら。
おかげで「NHK公認動画ww」とニコ動大盛り上がりです。
でもほんと、4つあるエンジンのすべてが動かなくなった時に、半分の機能だけ生きているエンジンなら2つある、その半分と半分を繋げて1つのエンジンとして動かす!って。
それを繋げる機能を搭載しておいたって。
こんなこともあろうかとすぎる。
しかもそれらのすべてを遠隔操作でやってのけて、成功してるんですからほんとすごい。まともな意味で胸が熱くなるな。
記念キャプ。
■Twitter / はやぶさ帰還ブログ
NHKの番組『クローズアップ現代』で「はやぶさ」が取り上げられ、的川先生をゲストに迎えてこれまでの道のりや豪州の状況などが紹介されました。自重しないことで有名な@NHK_PRさんによると、今夜24時15分からBS2で再放送とのことです。(IES兄ははりきってマイペース)
.@Hayabusa_JAXA はやぶさ君!あとひと息だね。よくやったねぇぇぇ (TДT;) スタッフの皆さんもぉぉヽ( ;´Д`)ノ ……こんなこともあろうかと、NHKでもBS2で深夜0:15からの再放送を予定していますよ!
みんな大好きこんなこともあろうかと。
クローズアップ現代の後で、数年振りにこっちも見たらだめだこれほんと泣ける。
■【ニコニコ動画】[はやぶさ]今度いつ帰る ~はやぶさ探査機~ 初音ミク・動画版
あひる記事:
■初音ミク×さだまさし×はやぶさ
単に擬人化されたはやぶさが健気でかわいそうで、とかいうことではなく。
番組のおかげで、こういうまとめ動画の背景にある、生身の人間の奮闘がリアルに想像できてですね。
技術者の人たち、現場で関わっていた人たちが、ひとつひとつのトラブルのたびに必死に対処して、固唾を呑んではやぶさの動向を見守ってきていたんだなあ、と思うと。
それがもうすぐ、あと3日で、地球に戻ってくるのか、と思うとですね。
いやあなかなか、くるものがあります。
はやぶさは、13日にオーストラリアに着陸するそうです(機体は燃え尽きちゃうけど)。
小惑星イトカワのサンプル採取ができているかどうかはわからないし、可能性としては低いらしいものの、これまでの行程ですでに世界初の快挙の連続なんだそうですね。(後述)
番組で、ゲストの的川泰宣先生が、はやぶさプロジェクトで得たもの、として非常に現実的な内容のものを列挙していらしたのが印象的でした。
なんていうか、いわゆる結果は二の次とか、努力や過程こそ素晴らしいとか、そういう漠然とした美談ではなくて。
研究者、技術者集団なんだからソリッドで当然かもしれないんですが、かっこいいなと思っちゃいました。
チームの皆さんには、今回得た様々な形での成果を活かして次のプロジェクトにかかる前に、つかのま祝杯を上げてほしいですね。
* * * * * *
【すぐ追記】
番組で的川先生が言っておられた、はやぶさプロジェクトで得たもの、まとめ。
—————
・日本は少ない予算でやりくりしなければならないため、プロジェクトの中心の人たちがシステムを隅々まで理解し、全体的に把握しておく必要があった。
それが結果的に、様々なトラブルにも多角的に対処することに繋がった。
・リーダーが強い意志で目標を定め、それをしっかりと支えるチーム、という、人材を育てることができたこと。
・これまで保守的だった宇宙開発の世界で、イオンエンジンという先端技術を組み込んだこと。
・それによって、イオンエンジンの小型高性能という特性が注目され、商業化、産業化に発展していること。
・そのような世界最先端の技術に取り組むことによって、日本の技術立国としての実績と可能性を国内外に示すことにもなる。
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内容といい流れといいエレガントすぎて素晴らしかったので、テキスト化しておきたくて、先生の言葉を元にして書き起こしてみました。
すべてが正確な言葉ではないですが、概ねこういうかんじでした。
いや素晴らしい。こういう話が大好きで。
■はやぶさ (探査機) – Wikipedia
「賞歴・記録」の項を見ると、着陸前の現時点でどれだけの偉業を成し遂げているかわかります。
関連あひる。
■探査機「はやぶさ」作ってみた、ただし実物大
■オットくんとAIBOとマッドサイエンティストたち
■ASIMO、転んだっていいんだよ
■冥王星がなくなるわけではありません。
■科学者の夢
■技術者たち
■ヒストリエ5巻、岩明均と村上春樹
[はやぶさ] ラストショットの撮影秘話、その後のリンク集
ひとつ前の記事:
■はやぶさその後の動画集
地球に背中を向ける姿勢で飛んできたはやぶさが、最後の力で振り返って地球を撮影したラストショット。
画像処理でくっきりさせたのも公開されましたね。
■ISAS | 「「はやぶさ」最後の地球画像」画像処理でくっきり / トピッ…
NHK 追跡!AtoZ はやぶさ特集が面白かった。はやぶさはどうしてこんなに人気なんだろう?
面白かった!です。
今まで見た他の特集では、探査機はやぶさに降りかかった困難や技術トラブルの説明と、それをどう切り抜けてきたか、という技術的な解説が多かったように思いますし、それだけでも十分面白かったのですが、追跡AtoZでは、「そのトラブルの時、プロジェク….